女房が亡くなったのは今から5年前、癌との闘病の末でした。
癌だと判明した時、女房には止められましたが義実家にも報告しました。
しかし、その際義実家からの反応は
「金ならない。今後我が家に関わってくるな」
でした。
義両親が言うことには、
「我が家はコトメの人生のためにお金を使いたいから、治療費等の無心をされても困る」
との事でした。
こちらとしても、治療費の無心など考えたこともなく、単に女房が癌になったので報告に行っただけだったんですが、さすがにその言い方には腹が立って、関係を断つことにしました。
元々勝手にこちらを婿養子のように扱うような義両親だったので、ちょうどよかった気もしましたが。
その後、こちらの実家の全面的な協力のもと、5年間の闘病生活を送ったのですが、結局女房は逝ってしまいました。
それから現在まで喪失感が半端なく、無気力状態で生きているような感じだったのですが、今日それ以上の信じられないようなことが起きました。
何が起きたのかというと…
今日コトメが数年ぶりに訪ねてきました。
線香の一本でも供えるのかと思いきや、いきなり
「姉(女房)はいろいろなアクセサリーや留めそでなどの着物類をたくさん持っていたはず。それらは私のものだから全部よこせ」
と言ってきたのです。
確かに女房の形見のアクセサリーなどはいくつか残っていました。
それらを、いまだに処分も片付けもできないこちらも大概女々しいんですが、だからといって癌になったと聞いた時のあの態度を思い返せば、とても素直に渡せるような相手ではない。
だから断ると、
「実家にいた時に買ったものは実家の財産だから返還を求める権利がある」とか、
「お前が死なせたんだから、詫びとして頭を下げて差し出すのが筋」
とか言われた。
ちなみに、嫁実家一族は、海外旅行に行ってたとかで葬儀にも来なかったのだ。
そんな奴にここまで言われて、数年ぶりに怒りって感情が戻ってきて、思いっきり面罵してやった。
すると、 なんか訴えるとか、家(こちらがローン組んで建てた)から追い出してやるとか喚き散らして帰っていった。その後ろから塩をまいて、数杯引っ掛けても収まらないので、書き込むことにしました。
今後、本当に何かしてきたら、少ない伝手ですが総動員して目にもの見せてやろうと思っています。