X

深夜2時、ホテルの従業員が合鍵を使って私の部屋に入ってきた →従業員「非常事態です」→ 結果…

都内の某ホテルにイベントで泊まった時。

徹夜で製本してたんだが、隣の部屋がどたん、ばたんとうるさかった。
私は寝ないつもりだからいいけどうるさいなあ、と思いながらも製本。
静かになったのは2時ぐらいだったと記憶している。

ああ、やっと寝たのかと思いきや、今度は廊下をばたばた走ってくる音。
隣のドアをがんがん叩く音。
何か叫んでいた男性が、今度はこちらのドアをがちゃがちゃ。

「すみません!ホテルの者です!非常事態なんです!」

なんだなんだと思う間に、鍵かけていたドアがばん、と開いた。

すると…

入ってきたスーツのおじさんが2人、あわただしく

「隣の部屋で非常事態がおきまして、申し訳ありませんが失礼します!」

言うなり、壁を ぶ ち 抜 い た( ゚Д゚)

隣の部屋のがたがたいう音は、どうも宿泊してたおじちゃんが、首を吊るための紐をかけようと四苦八苦してた音だったらしい。

静かになったってことは…とこっちは((((;゚Д゚)))ガクガクブルブルしていたが、どうもうまくいかなくて諦めたところだったみたい。

自分的には

「安いホテルは壁が薄いんだな」

ぐらいで、おじちゃんも助かったしまあいいか、だったのだが。

後日、どうもその部屋は自殺者を呼ぶ部屋らしいと聞いた。
その部屋と両隣、値段がカプセル並みの破格のお値段だったのは……
いっそ客入れずにあかずの間にすればいいのにと思った。

(Visited 15,298 times, 1 visits today)
taka:

This website uses cookies.