うちは義弟夫婦が義実家同居なんだけど、義弟嫁が田舎の慣習を受け入れられなくて、近所の人の要望を拒否したら村八分状態になったんだって。
若いんだからあれしろこれしろっていう、「そりゃ拒否するよ」って言いたくなるような事なんだけどね。
しかしこれでトメが
「村八分になったんだから義弟夫婦はすぐ出て行くと思う。そうしたらまた年寄りだけに…(チラッチラッ」
とやりだした。
旦那は
「まだ実際に義弟夫婦が出て行ったわけじゃなし」
と呑気だったけど不安だった。
また、そのまま義弟夫婦が出て行くという話も一向にないので、旦那が義実家に様子を見に行くと言い出し、私も先が見えない不安が嫌だったので一緒に行った。
ちょっと不謹慎だけど、ナマ村八分ってどんなのだろうと興味もあった。
しかし、義実家近所まで来ると思いもかけなかった光景に遭遇する…
義実家近所で、いきなり義弟子が数人の友達らしき子と仲良く遊んでるのを発見。
あれ?村八分って言っても子供はお咎めなしか、マナーのいい村八分だなあ、とちょっと感心したんだけど、
義実家に着いて義弟夫婦に話を聞いてお茶噴きそうになった。
村八分なんて時代錯誤なことに加担しているのはほとんどジジババの高齢者家庭で、子供なんていない。
逆に子供がいるような若夫婦のいる家は、くだらない田舎の風習についていけなくて村八分にされる側。
よって子供たちは人数的に
村八分にされている家の子>>>>>>>>>村八分している家の子
で
子供のいる家が集まって何かイベントする時は「村八分している側」が「村八分されてる側」に
「うちの子も入れてください」と頭を下げに来る状態なんだそうだ。
な、何じゃそりゃーーーーー!
義弟にも話を聞くと…
「田舎の人はすぐ集まって呑むからねえ。それに誘われなくなって、僕は下戸だから助かったよー」
「それに若いからっていう理由だけでこき使われることもなくなったし」
と、快適な様子
共用の農機具や用水路が使えないとかもあるらしいけど、会社勤めには関係ない
トメが言うには、若い人がいる家がどんどん村八分になっていってるから
力仕事とかをしてくれる村の労働力が足りない、早く「村八分を解いてください」と謝罪に来てくれないと困ると
集落の有力者に言われたらしい
ほんとに意味不明