ある日友達にメールでファミレスに呼び出され、
不思議に思いつつも行ってみると友達とその彼氏がいました。
友達は見たこともないような怖い顔で
私を睨みつけ、その彼氏はなんだか思いつめたような
熱っぽい目でこちらを見つめてきました。
「なんだあ?」と思いつつ、促されるまま二人の向かい側の
椅子にすわると、開口一番友達が
「どういうつもり?」と聞いてきました。すごく低い声で。怖かった…
どういうつもりかと聞かれても私には何が何だかわかりません。
「どういうつもりって、何が?」と努めて軽い口調で
言うと、友達は「とぼけないで!!どういうつもりかって聞いてんのよ!!」
と、これまた聞いたこともないような大声で怒鳴り散らしました。
ファミレス中の視線が、一斉にこちらを向くのがわかりました。
救いを求めて友達の彼氏に目をやると、それまで友達を
横目で見ていた彼は私の視線に気がつき、ふたたびじっと見つめてきました。
わたしはとっさに目をそらしました。
なんだかいやな予感がしました。
167: 恋人は名無しさん 2006/02/15(水) 17:42:15
友達の彼氏は、私が目をそらした後もしばらくこちらを
見ていましたが、突然友達のほうに向き直り(友達は私を睨んでました)
「やめろよ、○○ちゃんは悪くない。悪いのは俺なんだ…」と
落ち着いた声で言いました。
それがすっごく芝居がかった口調で、こんな針のむしろ状態でなかったら、
私は思わず笑い出していたと思いますが、そのときはもちろん
笑えるような状況ではなく。
友達は彼のその言葉をきき、すすり泣きを始めました。
ファミレスの店員がこちらの様子をうかがっているのがわかりました。
169: 恋人は名無しさん 2006/02/15(水) 17:47:52
彼は続けました。
「○○ちゃん(私です)は悪くないんだ。俺が…俺が勝手に
好きになっちゃっただけだから」
もちろん私はそんなことを聞いたのは初めてです。
呆然とする私をよそに、その場の空気はどんどん冷たいものに
なっていきました。
友達はわんわん泣き出すし、彼は大げさに肩を落としてうつむいてるし、
周囲からの視線は痛いし。
「ひどいよそんなの!なんで!?なんでなの!?」
友達は泣き喚いていました。まだ彼のことが好きだと必死で
伝えていましたが、彼は「ごめん、俺が悪いんだ」を繰り返すばかりです。
友達の怒りの矛先は、やがて私に向きました。
170: 恋人は名無しさん 2006/02/15(水) 17:52:18
「○○が彼を誘惑したんでしょ!?私たち、ちょっと前まで
すごく仲良かったのに!!最低!彼を返してよ!!」
いろいろなことを言われましたが、要約するとこのようなことを、
彼女はひたすら繰り返していました。
私は彼女がひとしきり叫び終わるのを待って、
彼に好きだと言われたのは今が初めてだということ、
他に好きな人がいるから彼と付き合う気はないことをゆっくりと言いました。
すると何故か、今度は彼がキレだしたんです。
172: 恋人は名無しさん 2006/02/15(水) 17:55:40
「俺は彼女と別れてまでお前と付き合いたいと思ったのに、
なんだよお前のその勝手な言い分は!」
というようなことを言っていた気がします。
私は唖然として何も言えず、ただ黙ってその言葉を聴いていました。
結局私は友達とその彼氏にさんざん責められ、
ふたりはなぜだか「やっぱりお前が一番」という結論に至ったようでした。
二人仲良くファミレスから出て行き、私は取り残されました…
ちなみに3日前のできごとです。なんだったんだあれ。
173: 恋人は名無しさん 2006/02/15(水) 17:58:10
おもしろい局面に遭遇したね~!
174: 恋人は名無しさん 2006/02/15(水) 17:59:12
>>160
とんだDQNカップルだね。災難…
175: 恋人は名無しさん 2006/02/15(水) 17:59:39
お疲れ…貴方が一番カワイソス(´・ω・)
178: 160 2006/02/15(水) 18:01:59
>>173,174,175
ホントに災難でした…が、ある意味貴重な体験でした。
ちなみにファミレスの支払いは私でした。
私なにも頼んでないのに…
友達のほうからは翌日、めでたく絶交宣言メールをいただきました。
179: 恋人は名無しさん 2006/02/15(水) 18:02:29
>>160
私だったらその馬鹿彼氏の言い分を聞いた瞬間、ぶちキレて暴れてしまいそうだ…
182: 恋人は名無しさん 2006/02/15(水) 18:07:38
>>160
テラカワイソス…。
なんだそのカップルは!?
あなた怒った方がいいよ。
185: 恋人は名無しさん 2006/02/15(水) 18:14:35
>>160
話を聞いただけで物凄く怒りが込みあげてくる
目の前にある机をひっくり返したいくらいに