小学3年の時父が前方不注意の車に撥ねられた
前頭葉の脳挫傷で、救急で運ばれた病院以降いくつかの
病院でリハビリを受けて1年半後、
家に帰って来た父は事故前とは別人の様だった、
手足はリハビリ後はそこそこ動く様になったが、
体幹がバランス取れない為歩く事が出来ない車椅子生活
しかし本人は自分が立って居られない事がきちんと理解出来なくて
トイレに行きたくなったりすると立ち上がって転ぶ
行動は幼児の様だった、石鹸を食べたり、醤油を飲んだり
転倒と合わせて意図しない自傷のようになってしまう
言動は言葉は出るが、問い掛けに対して関係ない答えが返って来る
感情が抑制出来なく、すぐに癇癪を起こす、
怒ってる理由が相手に伝える事が出来ないため更に癇癪
悪いのはCDの入れ替えに注意が行って赤信号無視で横断歩道
に突っ込んだ運転者なのは判ってても、目の前に居るのは
変わってしまった父だった
老人でもない、幼児でも無い40になったばかりの男性が癇癪
を起して物に当たったり投げたりする
父は結局事故から9年後膵臓癌で亡くなった
不謹慎だが当時の俺はほっとした
父が亡くなって安堵した事なんて母は勿論誰にも言えない
たまにその頃の事を思い出して不眠がやってくる
369: 名無しさん@HOME 2013/06/16(日) 09:31:02.00 0
>>368
辛いなあ
でも、ほっとしたってのは本当、しょうがないし自然だと思う
もし俺が親父さんの立場だったとしても、
自分の不甲斐なさに消えてしまいたい気持ちにもなったろうと思うし、
亡くなったことで親父さん的にもほっとしたかもしれないよ
370: 名無しさん@HOME 2013/06/16(日) 09:31:03.00 0
>>368
あなたも辛い思いをしただろうし、お父さんが亡くなった時には安堵したかもしれないけど
本当に誰にも言えないけど一番安堵したのはお母さんだったかもしれないよ。
371: 名無しさん@HOME 2013/06/16(日) 09:31:04.00 0
人はその内心ではなく、発言や行動に対して責任を負う。
その観点に照らし報告者はなにひとつ恥じるべきところはない。
375: 名無しさん@HOME 2013/06/16(日) 09:31:08.00 0
>>368
安堵したのは、むしろ、368がそれだけ父親を親子の愛情をもって見ていたからだと思うよ
誰しも、実の両親が普通の状態でないのを直視できないし、受け入れるのはとても辛いことだよ
いつまでも子供の頃から知っている「元気で立派だった親」でいてほしいと願っちゃうからね
(これが孫世代だと、その辺は結構割り切れるんだけどね)
お父さんへの愛情があるからこそ、親子として辛い状態が終わることへの安堵感だったんだと思うよ