今、悩んでいる。
私は田舎に住んでるんだが、嫁が病気で入院するのに、できるだけいい医療を受けさせたくて都会の病院に連れてきた。
少しでも嫁のそばにいたくて、嫁の妹さん宅へ少しの間間借りすることになった。
娘(幼稚園年長組)の幼稚園も、私の職場も、車で通える距離だったので好都合だった。
嫁の妹さん(以下、義妹)は、娘を猫可愛がりしていたので大喜びで大きなベッドのある部屋を貸してくれた。
義妹は若いのに、水商売でママをしているので、ちょうど私が仕事から帰るころまで娘を見てくれるし、義妹が出勤してから夜中に帰ってくるまでは親子水入らずなのでとても都合がいい。
だが、昨日帰宅したときだった。
娘が借りている部屋の戸口から中を覗きこんでいて、部屋の奥から義の妹の声がする。
義妹「あなたがここにいたら娘ちゃんが怖がって、ここに入れないの。あなた怪我してるっていうじゃない?私には見えないけど。
649: 本当にあった怖い名無し 2012/05/12(土) 08:44:56.64 ID:yscIRHcVO
義妹「なんならここの道ちょっと行けば総合病院あるから。まあ行っても無駄そうだけど、お仲間には会えるかもよ?
ここに居座るのは勝手だけど、一番いい部屋だから、ここ。家賃いただかないと。そうね、月三十万ぐらいいただかないと。
別にあなた方が嫌いなわけじゃないのよ?ほら、水商売のお店って幽霊いる方が流行るっていうし?でもここ家だから、お店じゃないから。
お店の方で月三十万ぐらい売上あげてくれるなら、向こうで雇ってもいいけど、娘ちゃんがいうにはあなたおじさんじゃない?私には見えないけど。
逆にお店にくるならお金取りたいわよ。セット三万でどう?遊びにくるなら話ぐらい聞くわよ?恨みとかあるんでしょ?私には声も聞こえないけど…(ry」
娘「お、おばちゃん、もうお化けさん消えたよ〜」
義妹「まあ、お話し最後まで聞かずに失礼なっ」
義妹の声を聞いて、私は娘の性格に影響を与えないうちに家に帰ろうかなと思っている。
しかし、三十万はふっかけすぎだろ。
……とはいえ、私も払った方がいいだろうか、三十万。
とにかく今は嫁の身体が一刻も早く回復するのを待っている。
読んでいただいてありがとう。
651: 本当にあった怖い名無し 2012/05/12(土) 08:54:07.67 ID:uJmRgy4lO
>>649
昔住んでた築30年のボロアパートで金縛りがしつこかったんで
『こっちは働いた金でここに住んでるんだ
家賃半分払え、払えなかったらおまえがでてけ!』
と言ったら家賃半分×半年分の臨時収入が入って
半年後に金縛りがなくなったことがあった。
もっとふっかけておけば良かった…
654: 本当にあった怖い名無し 2012/05/12(土) 09:17:13.89 ID:wHz3L13n0
>>648
変な呪文とかお経を唱えるわけでなく
淡々と理詰めで幽霊を撃退できるたのもしい義妹さんの
何が娘さんに悪影響を与えると思っているのかしら。
失礼すぎる。嫁も子どもも義妹さんも大事にすべし。お大事に。
658: 本当にあった怖い名無し 2012/05/12(土) 10:24:38.61 ID:yscIRHcVO
>>651
それは義妹につたえねば。
降霊術をしてでも霊を集めそうないきおいです
>>654
間違いなくあんな女には育ってほしく…
いや 今は居候の身なので言えません
でも、夕焼けはどうして赤いのかという娘の問いに、光というのは長さに幅があって…等と、なかなか貴重な教え方をしてくれる義妹なので、嫁ともども大切にしたいと思います。
ありがとう
659: 本当にあった怖い名無し 2012/05/12(土) 11:06:50.32 ID:bUcch24c0
義妹さんとお友達になりたい。
660: 本当にあった怖い名無し 2012/05/12(土) 11:17:13.51 ID:zhMBqGhD0
義理の妹さんの対応は頗る正しいね。
実は、供養もお祓いも基本は霊との話し合いなんだよ。
身体を失ったとは云え元は人間、話して理解させて、納得して
貰う事が肝心なんだね。
本人が納得しないと、結局ずっとその場に留まってしまう訳で
そう云った意味でも義理の妹さんのお説教は正に説教となった
のでしょう。
795: 本当にあった怖い名無し 2012/05/15(火) 02:01:54.84 ID:Lb+ZshlxO
>>648です。
もう一つお話し。
あの後義妹は急いで仕事に行ったのですが、愛すべき娘によく聞いくと、前にも娘には見えたらしく。
そのときも義妹が一緒にいて、娘が電子レンジの中におじさんがいると言う。
すると義妹は、電子レンジの扉をあけると、電子レンジとはラジオ波が云々で、生物をいれたままだと云々…。だが、その時はおじさんは消えなかったらしく、
「どうなってもしらんし」
と言いながら、義妹は、電子レンジで封筒の中に銀杏をいれて焼きはじめたらしい。
「もう、銀杏ぱんぱんゆってね、おじさんかわいそうだった」とは優しい娘の言葉。
銀杏が出来上がるころにはおじさんは消えており、義妹は出来た焼き銀杏を付きだしとして店に持っていった。
ちょっと不安になってきたので、義妹と娘に、ファブと、(しもネタは無理だから)かめはめ波を教えた。あしたから、特訓らしい。
796: 本当にあった怖い名無し 2012/05/15(火) 02:14:58.01 ID:W1pV2PZf0
>>795
一生懸命かめはめ波を特訓する娘さんを想像して和んだ(*´ω`*)
797: 本当にあった怖い名無し 2012/05/15(火) 02:22:15.06 ID:Lb+ZshlxO
>>796
ありがとう 世界一かわいいんだ。誰がなんといおうともだ。