私 21才 彼氏 19才 みほ 19才（彼氏の友達）ケンタ 25才（みほの彼氏）
ある日彼氏の家で４人で呑もうということになりました。
当日、私の仕事が遅くまでかかりそうだったので
「今日は３人で呑んで。」と伝えました。

ですが、仕事の終わりが早かったので飲み会に途中参加しようと思い、彼氏に電話。
何度かけても留守電。
次にみほにかけたのですがこれまた留守電。
（部屋じゃなく電波の届かない飲み屋に変更したのかな…）と思い、次にケンタさんに電話をしました。
すると
「仕事が忙しくてキャンセルしたんだよ。千春（私）もあいつ等と一緒じゃないの？」
と言われ、 私は
「今から参加しようと思って。」
と言うとケンタさんも
「じゃあ、俺も仕事が落ち着いたから参加する。」
と言うのでケンタさんと合流しとりあえず彼氏の家に向かいました。

向かってる最中も電話をしていたのですが、 彼氏もみほもずっと留守電。
正直、不謹慎にももしかしたらやましい事をしているんじゃないかと考えていました。

彼氏の家に着き、チャイムを鳴らしても返答なし。
私は合い鍵で中に入る玄関に、みほがよく履いてるピンヒールが。
そしてお風呂からはシャワーの音。

（なんだいるんじゃん）と思い
「飲みに来たぞー。」
と大きい声で言うとシャワーの音が止んだだけで無返答。

私とケンタさんはそのまま部屋の中へ。
すると彼氏が裸（パンツ一丁）でヘッドフォンをつけたままベッドで寝てました。

完璧に怪しいと思った私は、お風呂場に行き扉を開けようとしたのですが、内側からロック。
益々怪しさを感じ
「みほちゃん？みほちゃんなんでしょ？」
と言ったのですが返答無し。
部屋から
「おめぇ、何やったんだよ！」
とケンタさんの怒鳴り声が聞こえてきたので、
私が部屋に行くと彼氏はヘッドフォンのコードで首を絞められていました。

私は慌ててケンタさんを止め、
「とりあえず状況がつかめないから説明してよ。てか、お風呂場にいるのみほ？」
と冷静に彼氏に聞くと、 彼氏は
「…うん。」
とか細い声で答えました。

アドレナリンバンバン出てるケンタさんを抑えて
「とりあえずみほをお風呂場から連れてきて下さい。」
と話し、ケンタさんはお風呂場へ。
そこで彼氏に服を着させ沈黙のまま、みほちゃんとケンタさんを待ちました。

数分後２人が部屋に戻ってきて話し合い開始。
私「なんで裸で寝てたの？」
彼「…いや、暑かったし眠かったから…」

私「みほは何でシャワー浴びてたの？」みほ「…汗かいてたから…」汗かいてた！？
私「飲んでるだけで何で汗かくの？で、普通シャワー借りる？」みほ「…涙目」私も苛立ちが頂点にいき
「あんた達ヤッたんでしょ！！」と怒鳴ってしまいました。彼氏は俯いて何も言わない。
みほは泣き出す。（ああ、これはヤッたな）と確信した私は彼氏に蹴りとビンタ。
それ見てみほちゃん更に号泣。私が泣きたいっての。
終始タバコを吸って黙っていたケンタさんが冷静な口調で「したんだったら、したって言え。黙ってたり泣いたりしてても埒があかない。ちゃんと説明しろ。」と言うと彼氏がいきなり土下座。「すみませんでした！酒が入ってて、…すみません、しました。」私は悶絶。
するとケンタさんはみほにも冷静に「お前の口からも聞きたい」と言うとみほは泣きながら「ごめんなさい。でもケンタとは別れたくない！」と言って泣き崩れました。

ケンタさんは冷たい口調で「泣けば済むと思ってるの？こんなちょっと前に他の男に股広げてて、別れたくないって勝手過ぎるだろ。」
と言うと立ち上がり、私に「ごめんね。今こいつ（みほ）の顔見たくないし、淳（彼氏）の事殴っちゃいそうだから俺ちょっと出てくる。」と言い残し出て行こうとしましたが、
みほが「ごめん行かないでー本当にごめんー」とケンタさんの足にしがみつき振り払われて、ケンタさんは出ていってしまいました。
そして彼氏がみほに「ごめん、彼女と２人で話したいから帰ってもらっていい？」と告げみほも渋々でしたが出ていきました。
私は言いたいことがいっぱいあったけど何も言えず黙ってると、彼氏がまた土下座をして「ごめん！本当に酔ってて勢いでヤッた。本当に好きなのは千春だし許して欲しい。」と言ってきましたが、
「もう１回殴らせて」といい１発ビンタをして「もう顔も見たくないので別れます。連絡もしないで。」
と言い合い鍵を顔めがけて投げつけ部屋を出ました。
部屋を出た途端悔しくていっぱい泣きました。
その後彼氏の電話とメールを着信拒否にしてその日は家に帰りました。
次の日ケンタさんから連絡があり２人で会いました。

あの後ケンタさんとみほにも修羅場があり、結局別れたそうです。

彼氏とみほのその後は知らないけど、ケンタさんとは今でも友達です。