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    Categories: キチ

間男に「君さ、なんであんな男と結婚してるの?」と言われて、私は夫に離婚を切り出した…

夫にあったのが私24の時。 

当時、キャバクラで働いていた。 

何も考えていない私はずっと水商売続けてちゃ駄目だなと思っていた。 
でも、高校で手からずっと水商売しかしていないし、こんな職歴のない私を社員として雇ってくれるところないし、いまさら安い給料で働くのも嫌だと思っていたんだ。 

本当に、糞で努力もしない小娘だったんだ。

そんな時、友人から夫を紹介された。 

夫を見て不細工だな早く帰りたいと思った。 
重い足で居酒屋に行った。 

夫はものすごいマシンガントークだった。すごい場を盛り上げていた。 
私のことを
「可愛い!」
「本当に彼氏いないの?」
と聞いてきた。 

私はあまり話しはしなかったが、友人は盛り上がり、とりあえず形だけでもと思って夫と連絡先を交換してその日は終わった。

その日から、夫から何通もメールが来た。 

私は、面倒くさいからメールを無視したり、友人に返事を打たせていた。 

でも、夫からの連絡は続いた。 
途中、あまりにも連絡が来るので 
「貴方とは付き合うつもりないです」
と振ったが、全くこたえていない様子だった。 

こんなこんなで、3ヶ月後、押し切られて夫と付き合うことにした。 
「長い人生でこんな人と付き合うことがあってもいいか」 
私は、そんなことを思っていた。

夫は一人暮らしだったので自宅の合鍵を持たせてくれた。 
そして、両親に私を紹介してくれた。 
付き合って1週間くらいだったと思う。 

夫は身近の友人や会社の人に私の写メを見せ、 
「この子が好きなんだ」
「このこと付き合うから!」
と言っていたらしい。 
すごい思考だなと思った。

でも、夫が両親に紹介してくれた時は困った。 
「お仕事は何をしているの?」
と義母に聞かれたとき、本当のことは言えなかった。 
とっさに
「スーパーでレジ打ちしています」 
と嘘をついてしまった。 

このことから、自分の人生に焦りを感じていた。

夫からも
「このままじゃ駄目だよ。」 
「年取ってから何も残らなくなるよ。今はまだ若いんだから」 
と説得された。 

私は高校を出てからフラフラしていた6年間を後悔した。 
履歴書を書いても職歴の欄が埋められない。どうしよう。 

とりあえず、夫に協力してもらいながら就職活動を始めた。 
リクルートスーツは夫に買ってもらった。 

事務、歯科助手、いろいろ受けたがすべて落ちた。 
会社の社長から
「この職歴じゃ無理だねぇ」 
と直接言われたこともあった。 

何社か受けて、唯一受かったのが介護の仕事だった。

受かったとき、私はうれしかった。 
すぐに仕事を始めた。 


介護の仕事を始めて思ったのはすごく給料が安いこと。 
手取り15万、ボーナスは3万円だった。 
夜勤をしてこの給料。私なんかが受かるわけだと思った。 

介護職をバカにするつもりはないが、このままじゃ駄目だと思った。 
そんな時、職場に看護師がいて、いいなと思った。 
私たちにテキパキと指示を出し、かっこいいと思った。 
何よりいっぱい給料もらってたし。 
そんな安易な理由で看護師を目指すことにした。

看護師になることに夫は反対した。 
「折角、就職できたのになんでまじめにはたらけないの?」 
「看護師になるには3年間看護学校に行かないといけないんだよ?」と。 

しかし、私は夫の言うことを聞かず勉強を開始した。 
職歴がろくにない私には社会人入試は無理だ。 
一般入試ではいるしかない。そのためには勉強しないと。 

仕事が終わると勉強をする生活が始まった。 
真面目に勉強していると看護学校に行くことを夫も応援してくれるようになった。 

このころから完全に夫の家に転がり込み、同棲するようになった。 
介護の仕事だけじゃ一人暮らしは無理だし。 
家賃、光熱費などはすべて夫が払っていた。

こんな努力もあり、看護学校に合格することが出来た。 
結局、介護をしていたのは9カ月だけだった。 

このとき私、25歳。 
看護学校に入っても学費がないので、週3回、キャバクラで働いた。 
6年も水商売をしていたのに私にはほとんど貯金がなかった。 

当然、授業はおろそかになった。 

何度か赤点をとって何度か留年しかけたが、何とか無事、単位をとっていった。

看護学校は思っていたより大変だった。 
私は入学さえすればそのまま看護師になれると思っていたが、そうじゃなかった。 
特に辛いのは実習。 
睡眠時間3時間位。膨大な課題に泣きそうになった。 

気づけば同級生も心を病んで退学したり、留年したりとで 三分の一が消えていた。 

その他にも、コミュ障の私は人間関係が辛くすごいストレスだった。 
そんな中、夫は私を支えてくれたと思う。

看護学生2年生の時、私は結婚したいと思った。 

夫は・・・あまり乗り気じゃなかったと思う。 
「学校卒業してからでいいんじゃない?」
と言ってた。 
今思えば、私は当時学生で金食い虫なのによく結婚してくれたと思う。 
私は盛り上がっていたから、結婚届けを持ってサインを求めた。 
1ヶ月くらいサインを求めていたら、夫も根負けしてサインしてくれた。 
「●●とは結婚するつもりだったし、ちょっと早いけどいいよ」 
夫は笑っていた。 
私は幸せだった。

そして、なんとか学校を卒業して、国家試験にも合格することが出来た。 
4月、私は自宅近くの総合病院に就職した。 
しかし、私はこの病院で一番キツイといわれる病棟に配属してしまった。 

そして、その時一緒に配属した看護師が間男だった。 
間男は大学を出たばっかりではりきって入社したが、希望を出した病棟に行けなくてガックリしていた。 

第一印象は若い男の子だなーって位。 
連絡先は交換したが、必要最低限のことしかメールしなかった。 
何より仕事がきつすぎてそれどころじゃなかった。 
この病棟は激務すぎて定時に帰れることはなかった。 

大体、毎日3時間はサービス残業していたと思う。 
私たちはゲッソリしていて、間男は謎の下血が始まった。

私はこの病院は無理だ、1年働いたら退職しようと思った。 
間男も辞めたいと言っていた。 

その頃、私は夫に不満を感じていた。 

私は29歳、子供が欲しいなと感じていた。 

しかし、夫の仕事は深夜に終わるため、帰宅は0時過ぎだった。 
だから、普段はお互いの寝顔しか見れない生活が続いていた。 

(このままの状態じゃ子供なんて作れない)私は不安だった。 

そして、夫とは夜の生活レスだった。 
気がついたらもう2年以上行為していない。 
なんと、私は結婚してから1回しか夜の生活していなかった。 

それでも、私は夫と話をするだけで楽しかった。 
夫は家族だから離れることなんて考えられなかった。

私と間男は何も進展しないまま、1年が経過した。 
私は仕事を退職すると上司に伝えていた。 

次の就職先は決めていなかった。 
看護師だから働こうと思えばいつでも働けるし、しばらく休もうと思った。 

そして、退職する前に、同期の間男と飯に行く約束をした。 
この一年間、間男と2人で会うことはなかった。 
飲みに行くときはいつも先輩看護師がついていたから。

間男はなんだか嬉しそうだった。 

そういえば、年末に間男から 
「一人で年を越すのが寂しい」とメールが来たときがあった。 
地方出身で一人暮らし、彼女なしの間男はいつも寂しそうだった。 
仕事場は女ばっかりでなかなか友達もできないだろうしね。 


私たちはたわいもない話をした。 
彼は積極的に話すタイプではないので結構気を使って話した。 

彼は大学を卒業するときに彼女と別れたので寂しいと言っていた。 
あと彼が病棟のA子さんが好きだったけど、彼氏がいるから失恋したこと。

私がふざけて「旦那と2年以上夜の生活無いんだよ~」 
と言ったらすごくビックリしていた。 
「俺、●●さんと全然できるよ!」 
と言われてドキッとした。 
久しぶりに女に見られていると感じたからかな。 

会話はパソコンの話になった。 
私のパソコンは最近すぐフリーズする。 
彼はパソコンには詳しかった。

間男「直してあげたいけど、ネット環境のあるところじゃないとね。 
俺の家近いけど、●●さんは既婚者だから無理だしね」 

私  「そうだね。無理だねー」 
独身の男の子の家に行くなんてルール違反だ。 
私は断った。 
そして飲みは終わった。 
私たちは自転車だった。 

間男「途中まで送るよー^^」 
私 「いいよバイバーイ 」 

家に帰ったら下痢した。若いこと同じペースで肉を食べたからだ。 
無理押してしまった。私はすぐ寝た。

その日、間男の夢を見た。内容は覚えていない。 

そして、目が覚めたら私は間男のことが好きになっていた。 

私は動揺した。 
昨日までは普通に話が出来ていたのに、急に話が出来なくなった。 

彼がほかの女性看護師と話しているときは胸がモヤモヤした。 
私はどうしたの? 
1日の大半は彼のことを考えていたと思う。

私は夫を裏切りたくなかった。 
5年間支えてくれた夫。家族なのだ。 

そして、夫とお風呂に入ったとき、私は夫のものを手でさわった。
2年ぶりに。 

夫「わっ!どうしたの?」 
私「別に―。久しぶりにしようよ」 
夫「いやー。今疲れてるからさ・・・」 
私「じゃ、このままさせて。」 
夫「いやいや、でると疲れちゃうから・・」 

結局、夫とはできなかった。 
最後のSOSのつもりだった。 

そして、間男とご飯に行って1週間後、私は彼を誘ってしまった…

私は間男にLINEを送った。 

私「明日休みだよね、お願いがあるんだけど」 
間男「なに?どうしたのー」 

私「パソコンをね、直してほしいんだ。 
君の家か、家が抵抗あるならスタバでもいいし」 
間男「ほーい。俺の家でいいよ^^」 
私「ありがとー」 

私は胸が高鳴った。彼の家に行ける。 
この時は不思議と罪悪感はなかった。

翌日、夫が会社に行くのを送ってから間男の家に行った。 

間男「ここに座っていいよー」 

私は部屋に一個だけの座イスに座った。 
彼はフローリングに座った。 

早速パソコンを見せた。 
彼はサクサク直してくれた。 

私はうれしかった。 
彼の家に来て、顔を見て、お話しできる。 

夫では感じたことない感情だった。

しばらくして、彼の手が止まった。 
もう、ソフトもイントール済みで後はパソコンが処理するだけだった。 

私達はたわいもない話をした。 

間男「あー俺フローリングに座ってるよ痛いなー」 
私 「隣来ていいよー」  

間男「えっ!(((゛◇゛)))・・・いいの?」 
私 「いいよー。一年間一緒にやってきた仲じゃん」 

一つの座イスに2人で座る形になった。身体は密着した。」

間男「●○さんの履歴見せてよー」 
私 「えぇ!?ダメだよー」 
間男いいじゃん!成人サイトでも見てるの? 

見ていた。 
夫と夜の生活していない私は欲求不満の塊だ。 
自慰行為するしかない。 

間男「ええ(((゛◇゛)))ほんとに見てるよー」 

恥ずかしくて死にそうだった。 

私「●●も見せてよー」 
間男「いや、俺は当然見てるし・・・」 

彼の履歴も成人サイトがあった。 

私「○○動画ばっかりだね・・」 
間男「いや、男のロマンだしww」 

部屋に変な空気が流れた。 
笑顔で話しながら、彼の腕が私の腰に回った。 
やばい・・・でも嫌じゃない。 

でも、彼はそこから先にはいかなかった。 

肩と腰に触れるくらい。 
どんどん時間がたって日が暮れ始めた。

私「ちょっとトイレに行ってくる。」 
間男「うん」 

トイレから戻ると、彼はパソコンの説明を始めた。 
私は我慢できなくなって彼に抱きついた。 

間男「わっ・・。」 
私 「・・・・」 
間男「・・・旦那さんにかまってもらえなくてさみしいんだね」 
私 「うん・・・」 

違う。本当は君が好きなんだ。でも言わなかった。 
それから

彼のボディタッチがエスカレートした。 
そして、彼が頬にキスをしてきた。 
何回か頬にキスをしたが、唇にはしてこなかった。 

彼も既婚者の私に手を出していいのか迷ってたんだと思う。 
唇からは私がした。 
そこから彼も決心したのか、座イスを倒し、行為が始まった。

行為が終わっても、罪悪感は感じなかった。 
時計は22時を回っていた。 

私 「もう、帰らないと・・・」  
間男「ねぇ、今度Wii持ってきてよ」 

私 「!!」 

私は以前、Wiiを買ったけど夫が一緒に遊んでくれなくて 
寂しいと話していた。 

私「(Wii持ってきてってことはまた来てもいいよってことだ 
うれしい!)」

その日の夜は夫にばれないかドキドキしていた。 

夫には1つも隠し事をしたことがない。 
してもばれてしまう。 

夫「俺はいつも●●が何を考えているのか全部わかるんだからね」 
そう言っていた。 

だから夫が帰ってきたとき寝てるふりをした。 
顔が見られないように。

翌日、間男になんてメールしようか悩んだ。 
悩みまくった末、重くないメールにしようと思った。 

私『昨日はありがとう!久しぶりにやってよく寝れたよー』←本当は寝不足 
間男『俺は今日、●●さんのことが頭から離れなくて仕事どころじゃなかったよ』 

私『ええっ!どうして?』 
間男『俺にもわからない・・●●さんのせいじゃないよ』

彼の中で、普通の同僚だった私が変化していた。 

本当はここで不倫を辞めるべきだった。 
そうしたら、一時の過ちですんだ。 

でも、私はそれから彼と連絡をとって彼の家に行ってしまった。 
私は会社を退社し、時間があった。 
彼が休みの時は彼の家に行き、wiiをした。 

お花見や買い物にも言った。 
でも、出かけているときは手もつなげない。 
何処に知り合いがいるかわからないから。

彼と一緒にいて、本当に彼が純粋だなと思った。 

間男「俺、言われたことをそのまま受け止めちゃうから冗談が聞かないんだよね」 
私 「あ、わかってるんだ^_^;」 

私は彼といるときはハッピーで幸せな気分だった。 
でも、それ以外の時間は情緒不安定になっていった。

彼と一緒に過ごしている間、夫に対する罪悪感がすごかった。 

夫は私の寝顔が苦しそうで心配していた。 

私は仕事を辞めてから履歴書を書かなきゃいけないのに出来なかった。 
いや、なぜか日常生活が送れなくなっていた。 

今までできていた掃除、洗濯、料理、が出来ない。 
部屋はみるみる汚れていった。 
身体が動かない。食欲がない。 

でも、彼からメールが来ると一時的に気分がハイになった。 
一時的にハッピーになった。

そして、私は夫を受け付けなくなった。 
以前は夜の生活レスでも、キスや胸をふざけて揉む、位はしていた。 
それが出来なくなった。 
触られたくない。夫がそばにいるだけで辛くなった。 

夫は「毎日毎日ゴロゴロして、仕事をしないからそうなるんだ! 
早く履歴書を書け!」 

と怒鳴った。違う。違うんだよ。自分でも何が何だか判らなかった。

私 「間男君を独り占めしたいけど、私は既婚者だから無理だね」  
間男「そうだね。●●さんは俺と旦那さん、二人占めしているからね。」 

私 「    」 

間男と関係を持って1ヵ月。 
私は夫と別れて間男と付き合いたいと思うようになった。 

関係を持ってたった1ヶ月。なんで?破滅的な考えをしていることはわかっていた。

私は結婚したことを後悔していた。 

間男「●●さん、なんで結婚してるの?」 
私 「うん、私も後悔してる。勢いでしちゃったからなー」 

間男「どっちから結婚しようって言ったの?」 
私 「う・・・それは・・もちろん旦那だよ」 

嘘をついた。

そして、旦那に離婚したいということを言った。 

私 「あのさ、将来のこと考えてる?」 
夫「なんだよー疲れてるから一人にして」 

夫はこの時機嫌が悪かった。 

私「離婚したいんだけど」 
夫「・・・・」 

涙が出た 
私「ごめんなさい。もう、続けていけないのごめんなさい」 
夫「●●、おかしいよ。仕事を辞めて一日中家にいるから、 
どんどんマイナスな方に思考が言ってるんだよ。」 

私「ごめんなさい、ごめんなさい・・ぅぅ」 

夫は黙って私の背中をなでていた。

離婚したいことは言ったけど、話は進まなかった。 

そして、間男の考えも変わってきた。 

間男「今日ね、友達に●●さんのことはなしたよ」 
私 「へー」 
間男「『その人何考えてるんだろうね』って言われたよ。」 
私 「    」 

彼は私と違って冷静だったのかもしれない。

間男「あのさー、俺も自分の時間がほしいんだけど」 
私 「え?」 

無職の私は彼の休日に遊びに行っていた。 
彼には自由な時間がなかった。 

私も働かないとな、と思った。

間男は激務の仕事をしながら休日私の相手をしていた。 
彼は他にも友達がいる。 
私は彼のことを考えていなかった。 

ある時、彼の家で彼の体に触っていた時 
間男「もう、こうゆうことはできないよ」 
私 「え?」 
間男「俺、怖いよ。既婚者とこんなことしてて・・ 
いままで通り、Wiiしたり、外食したりならできるからさ。」 
私 「・・・・」 

何も言えなかった。 

私 「私が独身になればいいの?」 
間男「まあ・・そりゃね・・」 

私 「ごめん、帰るよ」 
間男「あ、待ってよー。じゃぁねー」 

こんなことがあっても、彼とはほぼ毎日メールをしていた。 
電話も時々していた。 
彼の気持ちがわからなくなった。私のことが好きじゃないのか? 
彼と一緒にいたい、彼女になりたい。 

彼と関係を持って2ヵ月、終わりが来た。 

夫「あのさ、話があるんだ。」 
私「??」 
夫「一回話をしなきゃと思っているんだ」 
私「んー。」 
夫「間男くんと」 
私「     」 

頭が真っ白になった。 

夫「メールを見たんだ。家に行ってるよね」 
私「ハイ」 
夫「それで、行為したんでしょ?男女二人が部屋に行ってやらないわけないよね」 
私「やった・・・」 

夫「電話して」 
私「ハイ」 

電話した。 
間男「はい」 
夫 「もしもし。●●の夫です。」 

プツ・・電話が切れた 

夫「もう一回電話して」 

そして、電話した。間男と電話している。2時間後に会う約束をした。 

夫「浮気した証拠のメールはここに全部印刷してある」 

私はこの時、離婚したくないと考えなかった。彼と会えなくなるのが嫌だと考えていた。

夫「お前も来るの?」 
私「うん。」 

ここで行かなかったら、もう二度と彼の顔が見れないかも。そう思った。 
そして、間男が来た。話し合いは夫の職場で行った。 

夫「わかってると思うけど、おまえは余計なことは話すな」 
私「はい」 

夫と間男が向かい合った。私は少し離れた所に座った。 

夫 「この会話は録音させてもらうから。いいね?」 
間男「はい。僕も、録音させてもらっていいですか」 
夫 「いいよ」 

夫 「では質問します。君はうちの嫁と浮気をしていました?」 
間男「浮気は何を定義に考えますか?」 
夫 「性的行為です」 
間男「・・・・」 
夫 「フェアじゃないから話すね。嫁には話をしていて、●回ほど行為があって、 
●回ほど家に行ったときいた。どう?」 
間男「はい。その通りです。」

夫「君はうちの嫁のことが好きだったの?」 
間男「・・・」 
夫「どうなの?」 
間男「・・・・僕は女性経験があまりないんです。それで・・」 

彼が私が初めて家に行った事を話した。 

間男「それまでは●●さんのことをいい同僚としか見てませんでした。 
でも、あの時、●●さんのことを女性として見てしまいました。 
僕は女性経験があまりないので、好きになってしまいました。」 

間男は身体を震わせて泣いていた。 
私も泣いた。夫だけが冷静だった。 

夫 「君は嫁とは付き合おうと思ってた?まだ付き合いたいと思う?」
間男「・・2人の中を壊してまで付き合おうとは思いません。」 

(嫌だ嫌だ。私のことを好きって言って。お願い。)

夫「俺もここ何日か、いろいろ調べたんだ裁判のこととか 
慰謝料のこととかね。」 

夫は慰謝料の話を始めた。 

夫「●●、何か言いたいことある?なければ外に出て」 
私「私は、もう貴方と夫婦生活続けるつもりないから!」 
夫「お前、そんなことここで言うな!」 

私は外に出された。中の話はよく聞こえなかった。 
ただ、間男が私の連絡先を消して、2度と連絡しませんと言っているところは聞こえた。 

後で知ったが、慰謝料や裁判などは無かったらしい。 
元々、夫はそんなことする気がなかった。 

夫「そんなことしたら自分がむなしくなるだけだからね。」 
そんなことを言っていた。 

夫「じゃ、君の家まで送って行くよ」 
間男「はい・・」 

彼は号泣していた。 

私「ごめんね」 
間男「謝らないで」 

彼の家で夫が去ろうとしたが、間男は部屋の前まで来るように言い、 
部屋番号まで教えていた。 

泣きながら深々と頭を下げていた。

私は夫に離婚してくださいと言った。 
夫は別れたくない、すれ違いや夜の生活レスなど自分にも悪いところがあった。 
もう一度やり直したいと。 

自分は無理だと思った。翌日、荷物をまとめて父の家に行った。 
私の両親は離婚しているので父は祖母と2人で住んでいる。 
父にすべてを話して置いてもらうようお願いした。 

父は夫と連絡をとった。そして、私の部屋を用意してくれた。 
私はその日からさらに無気力になった。 
一日中布団の家に行った。 
ご飯は食べられなくなった。父が作ってくれたご飯も喉を通らない。 
ポカリスエットだけ飲んだ。 

ただ、就職活動だけはした。 

就職先はすぐに見つかった。看護師だから。 
面接したら即OKをもらった。 

そして、家を出てから1週間後、私は間男にメールをしてしまった。

メールの内容は一人にしないで。声が聞きたい。 
というものだった。 

だけど返事は、ない。 
私はこない返事を何時間も待った。 

翌日、ダメだと思いつつ、間男に電話をしてしまった。 
彼は電話にでた。錯乱していてよく覚えていないけど彼の言葉は 

間男「電話してきちゃだめだよ。 
●●さんが何言っても僕からは何も聞けないから 
昨日のメールも怖くてかえせなかったよ 
この通話も電話会社に履歴が残るんだよ。 
もう、俺怖いんだよ。旦那のところに帰りなよ。 
突き放すようで悪いけどさ、今夜勤中だから切るね」 

私は改めて一人になってしまったと感じた。 
若い男の子に過度な期待をして、おかしくなっていた。 

翌日も彼に電話した。 

でも、もう着信拒否になって電話がつながることはなかった。

と、これがつい最近のこと。 
今も私は実家にいます。 

友人と家族に支えられて何とか生きています。 
不倫をして何もかも失ったバカ女の話でした。 

旦那は今でも連絡をくれます。そのたびに「ごめんね」と謝っています。 

旦那は一緒に心療内科に行こうと言っています。 
私はたまにうつっぽくなり、旦那に「心療内科に行こうと思う」と相談していました。 
でも、旦那は「お前はやる気がないだけでうつじゃない!」 
と病院を止められていました。 

旦那はそれを後悔しているようです。

旦那とは、今は考えられません。 
こんなに裏切ってしまったし。 
正直、まだ間男君のことばかり考えているんです。未練がましい女です。私。

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