これは俺の上司の話だ。
ウチの上司には綺麗な奥さんがいる。
綺麗な人なんだが自己主張が弱いというか大人しい人で
旦那には逆らわないタイプの人のようだった。
に
足を運ぶような人でもあった。
まぁ俺もたまに行ったりするから人の事言えないんだが
「あんな綺麗な奥さんがいるのにいいんですか?」
と上司に聞くと
「いいんだよ。気分転換、気分転換。
どうせ何も言いやしないんだから」
と軽くあしらわれてしまった。
何だか奥さんが気の毒な気もしたけど、
俺は独身だったから
「まぁ結婚していると色々あるんだろうな」
と気にしないようにしていた。
そんな上司だったがある日から
パタリとフー俗通いが止まった。
「あれ最近は行かないですか?」
と冗談混じりに聞いてみると、上司は
「いや、最近家内を怒らせちまって」
と珍しく奥さんのことを気にかけた返事が返ってきた。
あの奥さんが怒るなんて珍しいと思ったので
どんな風に怒ったのか聞いてみたところ・・・
「いやな、この前いつものように酒飲んでフー俗行ってさ〜、
帰ってすぐ横になったんだよ。
家内は飯作って待ってたようだけど、いらねって言ってさ。
そんで寝てたんだけど妙に下/半/身が痺れる感じがして
寝ぼけながら触ってみたんだよ。そしたら…」
上司は顔をひきつらせて
「血がこう、ベト〜と付いてるのよ!
ビックリして見てみたらタ/マが傷だらけになってんだだよ。
なんじゃこりゃって家内の方見てみたら、あいつ何してたと思う。」
ペンを手にして前後に動かしながら言う。
「カミソリ研いでんのよ!カミソリ!でニッコリしながら言ったんだよ。
“よかった、あなたが浮気してなくて。切り落とす所だったわ”って。
もう血の気が引いちまってさ、必タヒに謝ったよ。
もうフー俗なんか行きませんって。」
そのあと奥さんは
「浮気じゃないならいいの。そういうの仕方無いと思うから」
と言ってたそうだが、それがトラウマでフー俗通いをやめたらしい。
なんで浮気じゃなくてよかったなんて言ったのかはわからんけど、
大人しい人は怒ると本当に怖いんだなと感じた話だった。
前文が半分切れてた(´Д`)スマソ
263: 本当にあった怖い名無し 2007/12/23(日) 07:12:48 ID:FQW9H4IQ0
>>261-262
いやいや怖かったよ