超イケメンだった大学時代の仲間が結婚することになったという。
自分は新郎のサークル仲間で、複数人数での余興を頼まれた。
新郎は、古いがドラマのロンバケ時代の竹野内豊に似たドのつくイケメンなのだが、そんなヤツがデレデレになるほどの彼女だという。
でも、会いたいが写真さえ見せてくれない。
理由は美人すぎて、俺らが夢中になると困るから…などという。
そこで、新婦を持ち上げられるだけ持ち上げた替え歌を作り、 歌詞の最後にある
「KIssして」
で、二人をキスさせよう!と企んでいた。
そして当日。
ちょっと遅れて(事故渋滞に捕まったorz)会場に入った俺らの目に映った新婦は、なんと…
・・・芸人の野性爆弾のくーちゃんのドレス姿だった。
「どういうことなんだ?話が違うじゃないか」
余興が次々進む中、歌詞をどうするかでもめる俺ら。
だって、歌詞の中で
「世紀の美貌探索中」とか
「まぶしくって」
「美しくって」
とか入れてたわけよ。
そのままでいいじゃん、とは思うんだが、イヤミにならないだろうかとも思うしさ。
で、多少手直しして(あまりにも美人と持ち上げる表現だけを緩めた感じ)余興は無事終了。
最後のお見送りで近距離で見た新婦さんは…
笑顔美人…ではないが、愛嬌のある人で、
「3日見れば慣れるっていうより、3日見れば惚れるってタイプの女性かも知れんな」
と仲間と笑い合って帰った。
だが、この披露宴にはもう一つ大きな問題があっった。
それは…
俺らの余興は宴のかなりラストの方で、 自分らの順番が回ってくるまで打ち合わせしてたために、料理にほとんど手を付けられなかったのだ。
俺らって不幸…
終わってからあんなに腹減った披露宴は初めてだったわww