バージンロードを新婦父と新婦が歩き、待っている新郎に新婦を渡すありがちな式。
一人で待機しているはずの新郎の横に、新郎と腕を組んだ新郎母がいた。
立ちすくんでいた新婦たちが、気を取り直して新郎の横まで来ると、新郎母が
「嫁に迎えてやるには、この心得をすべて承知しなければなりません!」
と、さだまさしの「関白宣言」からフォローをぬいたような嫁の心得を語り始めた。
新郎母「三つ指ついてお迎えを(ry」
牧師「お母様、そのお話はまた…」
新郎母「黙ってて下さい!嫁のしつけです!今の両親は捨てて私たちを実の親と(ry」
スタッフ「新郎様、これは…」
新郎「あー、やらせてやってください」
スタッフ「新婦様は…」
新郎「文句は言いませんよ、嫁 に も ら っ て や る んですから」
_, ._
新婦父「(;゚д゚)」
新婦「( ゚Д゚)」
新婦父「…帰るか」
新婦「帰ります」
「嫁のくせに生意気だ!結婚なんかさせてやらない!」
と、直後に新郎母が帰り、新郎は
「こんな親不孝な女だとは思わなかった!もう頭を下げても遅いからな!」
と、新郎母のあとを追って帰っていき、披露宴は食事会に変更。
新郎母の行動は、新婦も会場も事前には何一つ聞いておらず、びっくりしたそうだ。
式は新婦親族をはじめ、地元では伝説の結婚式として語り継がれている。
新婦は別の男性と結婚して幸せにやっているが、新郎から今でも
「子どもを連れてこっちにこい。子どもを跡取りに据えてやる」
と、電話がくるそうだ。
この結婚式の話が広まって、新郎には今も嫁さんが来ないらしい。
601: 愛と死の名無しさん 2007/11/01(木) 14:33:50
>>600
久々にワロタ
602: 愛と死の名無しさん 2007/11/01(木) 14:42:51
結婚しなくてよかったなー。
603: 愛と死の名無しさん 2007/11/01(木) 14:48:58
>>600
式の費用分担、慰謝料、籍とかどうなったのかのかな?
605: 愛と死の名無しさん 2007/11/01(木) 14:58:24
その場には新婦親族だけじゃなくて、
新郎親族もいたはずだよね?
その流れにどういう反応してたのかな。
607: 愛と死の名無しさん 2007/11/01(木) 15:05:23
>>600
『新婦父「…帰るか」
新婦「帰ります」 』
冷静な新婦父に感服。
609: 愛と死の名無しさん 2007/11/01(木) 15:27:03
うわー、ドラマチックだなぁ。
610: 愛と死の名無しさん 2007/11/01(木) 15:27:23
>>600
これ誰かビデオ撮影してたら全国ネットで伝説になれたかも知れないな。
611: 愛と死の名無しさん 2007/11/01(木) 15:33:19
>>600
この一族の出はもう結婚できないかもしれませんね…
すご過ぎますw
612: 愛と死の名無しさん 2007/11/01(木) 15:33:31
>>600
これを読む限り、自分達がおかしいとは
まったく思っていないような新郎&新郎母。
よくぞ式まで無事に辿り着けたものだw
613: 愛と死の名無しさん 2007/11/01(木) 15:39:27
よくそんなのと結婚式にまで漕ぎ着けたな。
見る目なかったんだろうか。