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警察官の父が警察署を見物させてくれて子供の憧れだった→高3の息子に進路を聞いたら…

私の父は元警察官。
子供たちが小さい頃、父の勤務する交番へ連れて行ったり、警察署の見学させてもらったり
パトカーに乗せてもらったりと、制服姿のかっこいいジイジは子供たちの憧れだった。
特に息子は父の白バイ時代の写真を部屋に飾っている程父を尊敬している。
現在高3年生の息子に向かって父が「進路はどうする」と尋ねると
息子は…

「俺、薬剤師になりたいんだよね。推薦枠がギリギリで…」と答えた。
それで父はフリーズ。「お巡りさんになりたいんじゃなかったのか」
今度は息子の方がびっくり。「無理無理。武道系の才能全くないし、拳銃打てると思えないし。」
うちの息子に運動神経はほぼない。

背は高いけど、ひょろーとしていて闘争心なんかないし、明らかにインドア派。
「だって、小さい頃将来の夢はジイジとおんなじお巡りさんって言ってたから」とつぶやく父。
ごめんよ、父。幼稚園の頃の息子は仮面ライダーが大好きだったんだよ。
当時放送されていたのは「仮面ライダーアギト」。主役は賀集利樹さんで、ライバル的な存在が
要潤さん。要潤さんは警察官で仮面ライダー風のパワードスーツ?みたいのを装着してライダーになれる。
他のライダーは変身できる能力を持っていて変身するけど、要潤さんは普通の人。
つまり、息子のなりたいのは仮面ライダーであって、本物ののライダーは無理だけど
白バイに乗っていれば仮面ライダーになるもの可能だと子供心に思っていたわけで。
ジイジも仮面ライダーになれるの?と聞くので、ジイジはもう年だしね。(要潤役)より
ずっと偉い人なんだよ。もっと若い頃なら装着員になれたのにね。と説明していた。
息子の中では、その会話はぼんやりとしか残っていないものの、祖父に対して憧れと尊敬だけが残った。
その事実を知って、父、放心。
俺は仮面ライダーのおかげで敬われているのか…とがっくり。
でも、私にとっては白バイに乗っている父は誰よりかっこよかったし、
父は日本の平和を守っているんだと誇りに思ってた。
剣道柔道の有段者で、射撃も得意で、私はずいぶん大きくなるまで父が世界で一番強いと思っていたし。
日本で腰に拳銃を携えているのはお巡りさんだけでしょ。
私のお父さんは本当にすごいと思っていたし。
父にとっては衝撃的な事実だっただろうけど、私姉妹や孫たちが父を尊敬しているの事実。
そんなにがっくりしないでよ。
687: 名無しさん@おーぷん 2014/08/11(月)11:24:34 ID:???
>>>683確かにお父さんにとってはショックかもねw
仮面ライダーのおかげとはいえ誇っていいのに

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