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役所『あなたのお母さんから生活保護の申請が来ました。援助はできますか?』私「え?あいつタヒんだはずだけれど?」役所『えっ‥』→結果・・・

自分の母親は物凄いヒステリーだった。
物の置き場所が1センチでもずれようものなら、
火山の大噴火を起こすような短気さ。

何とか母親の笑顔が見たくて、
褒められたくお手伝いや勉強を
頑張ってみたけれど、

結果は

「私の余計な手間を増やさないで!」
「あてつけか!」

と怒鳴りつけたり、

教科書や参考書を

「一体お前は何を勉強しているだん」

と言いながらびりびりに破られた・・・

幸いな事に父はそんな母親に物凄く注意したり、
私の精神的なフォローを
家にいるときはしてくれた。

商社マンで忙しいのに、
遠足のお弁当や早く帰宅出来た時は
夕飯も作ってくれた。

父が遠方に出張で当分帰らない時は、
絶望感で家に帰るのも嫌だし
毎日泣いていた気もする。

防衛本能なのか今でも分からないけれど、
中学生の頃には
「母親はタヒんだ。家にいるのはただのおばさん」
と思い込むようにした。

いつの間にか離婚していて、
いつの間にか父との二人暮らしになっていた。

父は仕事もセーブしてくれて、
なるべく一緒にいる時間を
増やしてくれていたな。

とにかく私の中では
今の今まで母親はタヒんだ
という事になっていた。

ところが、それから20年以上経ち、
役所から連絡があった。

生活保護を申請したようだ。
「お母さんに援助はできませんか?」と・・・

「え?あいつタヒんだはずだけれど?」

そう返した後に、
今まで封印していた記憶が
ぶわーとよみがえって
なんとも嫌な気持ちになった。

今まで恨みも憎しみもなく、
普通に父との二人暮らしのみの思い出だけが
親との記憶だったのにだ。

最後に
「こちらの連絡先は絶対伝えないでください。私の母はもうタヒんでいます」
と役所の人間に伝えて電話を切った。

思い出してしまったけれども、
やっぱり私の中では不要な人なので
もう一度タヒんでもらう事にする。

404: 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)21:41:31 ID:???
>>403
やだー、それお母さんを騙った偽者ですよ
もうお亡くなりになってますよー

406: 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)21:42:25 ID:???
>>403
お役所仕事って杜撰なとこあるからねぇ
何かの手違いでしょ

407: 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)21:42:30 ID:???
>>403
人違いだよ。忘れてしまいなさいな。

408: 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)21:43:03 ID:???
>>403
最善の手段を取ったね。良かった。
それで役所の手続きは進むし、
母親だった人は生活保護を受けられるし。
父親とあなたは幸せになってね。

409: 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)21:47:27 ID:???
>>408
母親だった人はとっくに亡くなられてるのよ

419: 酢酸■忍法帖【Lv=17,そうりょ,FtY】 2016/05/15(日)22:15:06 ID:???
>>403さんの幸せを祈ります(-人-)

444: 403の人です。 2016/05/15(日)23:46:58 ID:???
レスくれた人、どうもありがとう。
どうやって気持ちを切り替えて
自己暗示をかけようかと
むかっぱら立てたまま
数日過ごしていたけれど、
オレオレ詐欺に遭ってしまった!
と思い込むようにする。

451: 名無しさん@おーぷん 2016/05/16(月)00:01:24 ID:???
>>444
そうだよ。オレオレ詐欺流行ってるからね!
未然に防げてよかったよ!
祝杯あげようぜ!

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