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    Categories: キチ

アラサーの私は歯が足りなくて舌足らず、声帯の発達も未熟で小学生みたいな声→勘助「ギャップにやられた」と付きまとわれた→しかし…

私は生まれつき下の歯が2本足りなくて、そこから空気が漏れるので発音がおかしい。
保育園から中学に入る頃まで、自治体の運営する言語療法士の教室に通わせてもらったので、普通に意思疎通ができるようにまでなった。
それでも、今でも「つ」が「く」に、「さ」が「か」になったりするし、空気が漏れるので若干、舌足らずな感じになる。
声帯の発達も未熟なので、アラサーの今に至っても小学生みたいな声。

言語療法士に
「声のトーンを下げる方法」「大人らしく聞こえる喋り方」を指導してもらった。
私は会社ではそういう喋り方を気を付けていたけど、仲のいい同期や友達の前ではもともとの子供声+舌足らずが出てしまう。
とりあえず聞き取れる範囲なので、彼らも慣れてくれてて気にせずに接してくれる。
で、そこまでが前提。
勘助は、他県の事業所から異動してきた人で、私の一回り上・独身。
勘助の歓迎会の時、たまたまそのお店で同期の1人と会ったので廊下で話していたら、それをトイレに出てきた勘助に聞かれ、
「普段とのギャップにやられた(勘助談)」そうだ。
で、お決まりだけど、
「俺が通るのをわかっていて、そうやって可愛い振りしたんだ」
と謎の思い込みから付きまといへ発展(勘助テンプレートでも存在するのか?)
会社の前で待ち伏せされるわ、それを避けて帰宅したら独身寮(女子)の前で座り込んでるわ。
とにかく私の元々声で
「また明日ね、勘ちゃん」って言わないといけないらしい。
というか、私が本当は言いたくて仕方ないのに言えないから、それを助けてくれてたらしい。
仕事中も、2つ離れた島からわざわざ声をかけにやってくる(コビー用紙が詰まったよとか、どうでもいいこと)。
部長から注意してもらったけど、
「本当の(私)の気持ちとそれを救う俺様」とやら熱弁してきたらしく、部長が真剣に
「あいつは頭の病院が必要かも」と悩んで産業医に相談してた。
場合によっては、私か勘助のどちらかを異動させるとまで言われた。
そんなとき、勘助が私の鞄を漁るという事件が発生。
就業後、帰る前にトイレに行くかとうっかり鞄を椅子に置いて離れたら、そのタイミングで周囲の人間がたまたまいなくなってしまい、勘助が
「今がチャンス!」と行動したらしい。
隣の席の同僚が戻ってきて取り押さえてくれたけど、そのときには既に手帳とか色々なものを見られていたそうだ

で、私は当時、下のすきっ歯を少しずつ矯正してたんだけど、アゴの骨の形と歯の生え方がかなり特殊らしく、大学病院で専門の先生に診てもらってた。
その先生の方針で
「治療日記(仮)」を作ってもらっていて、治療の過程を絵と写真付きで記録してる。
そこには当然、私の歯が足りないことや、声帯が未成熟なこと、骨の異常なんかも書いてある。
それを見た勘助に
「あいつ、障害者だったのか!」と叫ばれた。
↑トイレから戻ってきたら、私の荷物は散乱してるわ、勘助は同僚2人がかりで壁に押し付けられてるわ、
いきなり障害者扱いされるわで、意味がわからなかった。
「見た目が普通だから騙された!(←骨の形はおかしいけど、外見からはあまりわからない)
障害者のくせに、普通に社会に出てくんな!」とわめかれて、意味は分からんけどショックで泣いたw
そうしたら部長が
「私も内部障害で手帳持ってるんだが、社会人失格か?おまえのほうが社会不適格者だ」
と怒鳴って、勘助を別室に連行してくれた。
そのまま、勘助は休業へ。
平穏になったと思ったら、会社の住所に私宛の手紙を送ってきたんだけど、手触りが異様だったので総務が
「差出人不明の変な手紙が来てる」と言ってきた。
ちょうどテロ対策でうちの会社も色々あった時期なので(インフラ関係の会社です)
詰所から警備員呼んでに調べてもらったら、金属探知機に反応あり。
警察呼んで開けてもらったら、子供みたいな絵で、女の人の喉が切り裂かれた絵が描いてあって
「おまえなんか喉切って○ね」とメッセージが書いてあり、剃刀の刃が3枚も入ってた。
当然、勘助のところに警察が行き、本人は否定したけど結局指紋やらなんやらで逮捕。
相当逆恨みされてたそうなので、会社の計らいで他県の関連他社に移籍させてもらった。
勘助が糖尿?と肺炎の併発で亡くなったと聞いたので、厄落としに書き込み。
561: 名無しさん@おーぷん 2015/06/21(日)17:01:21 ID:OCb
よかった
頭のおかしい勘助は(もう)いなかったんだ

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taka:

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