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書店で高いところの本が手が届かなくぴょんぴょん…

俺と嫁は小学校6年生で
初めて同じクラスになった
嫁は本が好きで図書委員してて
いつも教室の隅でおとなしく本を
読んでるような子だった

当時はまったく接点も無く
嫁を女として意識するような
ことはなかった

小学校を卒業して中学の入学式の
3日前に駅前の本屋で偶然会った

背の低い嫁が上の方の本を
取ろうとしてぴょんぴょん跳ねてたので
代わりに俺が取ってあげた

その時までは俺は嫁を
ただの同級生の一人としてしか
認識していなかった

中学校の入学式に沢山いる
同じ制服の集団の中でなぜか一人だけ
まったく違うように
見えた子がいたがそれが嫁だった

3日前に見たはずなのに
俺的には一目惚れしたような
状態になった

いきなり嫁を女として認識した俺は
機会があるごとに
嫁に話しかけるようになった

何ヶ月かしたとき
嫁の友達に呼び出されて
嫁につきまとうな
迷惑だって言われた
俺は目の前が真っ暗になった

それからしばらくは
嫁を見ないようにしたし
話しかけるのもやめた

あるとき学校帰りに・・・

駅前の本屋に行ったら
ぴょんぴょん跳ねてる子がいた
嫁だった

俺は関係ないと言わんばかりに
後ろを通り過ぎようとしたら
嫁に裾を引っ張られた

今日は本を取ってくれないんですか?
と言う
俺はムスっとした顔で
嫁が取りたかった本を取ってあげて
立ち去ろうとした

そうしたらいきなり嫁が泣き出した
どうしたらいいかわからなくて
嫁を本屋の外に連れ出そうとしたら
万引きと間違われた
本の代金を払って
近くのマックに入って話を聞いた

どうして無視するんですか?
私のことが嫌いですか?
と嫁は言った

俺は頭が混乱した

俺は嫁に嫌われてるって思ってたのに
なんか全然話が違う

そこで俺は嫁の友達に
言われたことを伝えた
嫁はかなり驚いていた
そんなことを頼んだ覚えは無いと言う

誤解が解けてやっと嫁が笑った
その笑顔を見た俺はたまらなくなって
嫁に好きだって言ってしまった

そうしたら嫁は顔を真っ赤にして
俯いてなにも言わなくなってしまった
これはダメかと思ったら
ものすごく小さな声で
私もって言ってくれた

そうしたら周りから
拍手と口笛が聞こえた
二人の世界に入っていたので
誰もいないような気になっていたけど
ここは駅前のマックなので
周りにはかなり人がいた

周りからはやるなー中坊とか
色々な声が聞こえたので
恥ずかしくなって
すぐに退散しようとしたら
出口付近の店員までがニヤニヤしてた

次の日学校に行ったら
黒板にでっかく相合い傘書かれて
俺と嫁は公認カップルになった

その後は同じ高校に進学して
卒業後嫁は地元の銀行に就職
俺は近くの大学に進んで
大学卒業後3年で結婚
最近嫁の妊娠がわかり
嫁のお腹に話しかける毎日です

>>末永くもげておくれやす。
嫁友はなんで恋路の邪魔をしたのか、
その後分かった?

支援ありがとう

>嫁友はなんで恋路の邪魔をしたのか、
その後分かった?
その当たりはよくわからない
嫁に聞いたけど親友とは
言えないレベルの友達だったので
そのまま疎遠にしていったみたい

>>思春期女子によくある
変に気を回してみたんじゃないかね。
しかしぴょんぴょんかわいいな。

嫁は今でも140ぐらいしかないし
当時はもっと小さかったと思う
俺は当時160ぐらいはあったし
今は175あって凸凹カップルだ

今でも背が低いことを
やたら気にしている嫁は
横に並ぶことを嫌がる
高いヒールも嫌いみたいで
外でもおんぶが大好きな困った嫁です

>>一生困ってて下さい

>>なんというチッチとサリー

>>ぴょんぴょん嫁さん大切になw

>>末永くもげやがれw

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