2024/06/08
そこで、私は思いっきりローキックを放ちました。
Aは「はおうわ!」みたいな声を出して、そこに倒れました。
すると、Bが「テメェ、何しやがった」と叫びました。
いや、何しやがったって、ローキックですよ? Aがしろって言ったからしたんですよ? あなたも聞いてたでしょ?
と、言おうと思ったら、Bがナグりかかってきました。
それが、ものすごいオーバーアクションで振りかぶってきて、まるで野球のピッチングのようでした。
ナグられるの嫌だったので、Bの腹に前蹴りを入れました。
ダメージを与える蹴りというよりは、相手を吹き飛ばして、距離をとるための蹴りです。
ところが、その蹴りでBがガックリと膝をつき、食べたものを吐き出しました。
155: おさかなくわえた名無しさん 2011/08/17(水) 10:31:31.17 ID:7WzrXp42
Bの打たれ弱さにビックリしましたが、どうやらCとDは私以上に驚いたようです。
二人ともかなりビビってるらしく、呆然とした表情で立ち尽くしています。
「僕、もう帰ってもいいかな」というと、Cが「あ、ああ」と完全にビビった様子で言うので、その場を立ち去りました。
その後、しばらくは仕返しされるのを恐れて、いつもとは違う道を通るようにしていました。
なのに、その四人組にまた出会ってしまったのです。
A「アンタ、さがしたぜ」
私「復讐にきたのか?」