2024/06/08
それから、数週間に1つのペースで物がなくなるようになっていた。
今思うとバッグを盗んだ後に、私にバッグを見せたのはわざとだったんだと思う。
盗ったばかりをバッグを見せて、
何も言わない私に対してこれならいけるとでも思ったのだろう。
化粧品や靴、帽子やベルトなんかも盗まれた。
最初は普通に泥棒だと思ったのだが、義姉は盗ったものを隠すでもなく
普通に私に見せてきたので義姉が盗ったのだとすぐ気がついた。
最初のバッグは新しく使ってない新品だったので、義姉がプレゼントで
もらったと言えばわからないが、
何度も自分が使っていた帽子を見た時はさすがに気がつく。
すぐに旦那に話をしたのだが、気のせいじゃないかと言われた。
あれは昔から私が使っていた物だといっても、
旦那自体はそれを覚えておらず確証がもてないとはっきりしない。
98: 名無しさん@おーけーちゃんねる 2014-06-02 09:55:39
確かに盗ったという証拠はないが、絶対にあれは私が使っていた物だ。
そこで、この前買ってきた新しい靴を旦那に見せながら
義姉に電話をすることにした。電話はスピーカーにして
会話の内容を旦那にも聞かせながら話をした。
会話の内容は他愛のない話をした後、新しい靴を買ったという話をした。
自分はこの色が気に入っていて、やっと探して買ったのだという事を伝えて
義姉からは「良かったね」と言われて電話を切った。
それから数週間がたち、
義姉が遊びに来た日に例の靴がなくなっていた。
私は靴がなくなったことを旦那に話、次に義姉が家に訪れる日を待った。
次に来たとき、案の定あの靴をはいてやってきた。
内心ほくそ笑みながら、この人は馬鹿なのかと思った。
義姉は嬉しそうに「この前かったのよ~この靴。素敵でしょ」と自慢してきた。
私は能面のままの表情で「私から盗った靴のくせにずうずうしいですね」と言った。
姉は焦ったように「何を急に言うの?
私が盗るわけないじゃない!」と怒ってきた。