2024/06/08
俺は、元嫁の体を考えて家事の殆どもしたし、元嫁の体に効く保険外の薬も積極的に使った。
その薬の効果もあって、元嫁の体は健常体と変わらない様になっていった、
そんな俺が家事をすることが当たり前になった時に、
酒に酔った元嫁が父の借金で俺に売られたと言って泣き出した。
本当は、恋愛して色んなところの遊びに行って、楽しみたかった。
父とあなたがいなけりゃ、本当に好きな人と恋をしたかった、好きな人と結婚したかったと。
それを聞いてスーッと冷めて行ったんだよね、元嫁は、薬と酒のせいですぐに寝てしまったけど。
816: 名無しさん@HOME 2014/02/05(水) 01:01:33.24
元嫁は、普段は俺に対して感謝の言葉を言ってくれるが、
酔うと恋愛したかった、自由に行きたかったと言うんだよね。
俺は元嫁との結婚生活が空しくなり、自分の荷物を減らしていった、
最終的にはスーツケース2つ分くらいに収まるようになった。
それでも、元嫁は、気が付かないし、気にも留めない。
出張に行くからって言っても、いつ帰るのとも聞かれなくなった。
そんな時、元嫁の父が急死した、葬式も終わって、落ち着いた頃に家を出て行った。
元父がいなくて、俺がいなければ、本当に好きな人と結婚して下さいとのメモと
嫁が俺に言った言葉の録音データ、貯金のほとんどを置いて、
離婚届を役所に出して俺は、家を出て行った。
東京に出て、資格と実務経験があったので、すぐに転職先は見つかった。
あれから2年、実家のある地方さえも行っていない、
元嫁や実家がどうしているかも、思わなくなった
こんな冷たい人間だったのかと自己嫌悪を感じる。
テレビで実家近くの風景が映されたので、懺悔のつもりで書いてみた。