2024/06/08
604: おさかなくわえた名無しさん 投稿日：2007/12/14(金) 16:12:34 ID:gs1jM0zW
（続き）
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そんな事を続けている間に２年に進級。
勘助が部活にまで押し掛けるようになる。
私は吹奏楽部だったのだが、吹奏ではパート練といって楽器ごとに校内に散らばって練習する事がよくある。私のパートは当時２人しかおらず、先輩と分かれて練習する事があり、個人練状態になる事も。
その個人練状態のところに勘助登場。
部活を抜けてきたのか体操服姿。(ﾟдﾟ)ｺﾞｸﾛｳｻﾏﾃﾞｰｽ
練習中だし動くわけにもいかず、そもそも学校全体に各パートが散っていて行く場所がない。
仕方なく横に立つ勘助をシカトして練習続行。
勘助、当然のごとく痴漢開始。いい加減我慢の限界だったし、楽器に何かあっても気分悪いので
「こういうのやめてよ」と手を押し退けた。
すると反応があった事が嬉しかったらしく、「触って」と言い出す。
…さわって？
勘助の方を見たら、興奮してる。
硬直してると勘が私の手をとって無理矢理触らせようとした。硬直したなりに抵抗。
その時は様子見に来た先輩のお陰で事なきを得る。先輩が天使か神様に見えた。
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それからぱったり勘助が接触をはからなくなった。
２年生の間は平穏そのものの日々。
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609: おさかなくわえた名無しさん 投稿日：2007/12/14(金) 16:23:42 ID:gs1jM0zW
（続き）
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３年に進級。勘助と同じクラスになる。焦ったが相変わらず接触は無し。安心した。
が、３学期。
登校中、前方２０メートルくらいの所に勘助を発見。たまたま同じ時間帯に同じ道をお互い自転車で走ってた。遅刻ギリギリの時間帯だった事もあり、田舎道には見る限り私と勘助しかいない。
(‘A｀)となり、極力近付かないようにしようと思って減速。
ひたすら減速。勘助はこっちをチラッチラ振り返ってくる。
そうこうしてたら勘助も減速し、前方３メートルくらいまで近付いてきた。かと思ったら、
「何座？( ﾟ∀)ﾁﾗｯ」
「え？な、なにざって？( ﾟдﾟ )」
「俺、水瓶座( ﾟ∀)」
「…あ、ああ、牡羊座( ﾟдﾟ )」
「ふーん、じゃ( ﾟ∀)」（勘助走り去る）
「 ( ﾟдﾟ ) 」
意味不。
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610: おさかなくわえた名無しさん 投稿日：2007/12/14(金) 16:28:47 ID:gs1jM0zW
（続き）
↓(ﾟ∀ﾟ)勘助脳内科学変化中(ﾟ∀ﾟ)
翌日。同じ時間帯に同じ道を(ryデジャヴ。勘助が距離を詰める。減(ryやはりデジャヴ。
今度は「何座？( ﾟ∀)」と訊かれる事もなく登校。
しかし靴箱を通過しても勘助がこっちを振り返っているのに気が付く。
気持ち悪いので５メートルくらいの距離を保ちながら教室へ。
ゆっくりゆっくり階段登ってたら、踊り場で勘助がこっちをチラッチラ見ながら待ち伏せていた。
次の階段を登ったら真横が教室だから、勘助が動くまで動かないようにしようと思い止まる。
勘助、仕方なく階段を登る。勘の後ろ姿が見えなくなってから私も登る。
ああもうすぐ教室だ、と思って階段を登りきったら、教室のドアのすぐ側に勘助が立っていた。
怖いし気持ち悪いしでもう無視して入ろうと思って横をすり抜けようとしたら、思いっきり胸を触られた。
色々思い出されて怖くて声が出せなかった。
手だけ何とか押し退けたら、もう片方の手が伸びてきた。
そっちも何とか制して、小声で
「やめてよ」と訴えた。
無言でニヤニヤしながらまあまあ、というジェスチャーをされ、
「内緒だよ」みたいな、人差し指を口に当てるジェスチャーもおまけについてきた。
我慢の限界だった。
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