2024/06/08
それから事あるごとに話し掛けられるようになる。
やんわり流したり避けていたりしたが粘着。しかも話題は
「ジャニーズからスカウトされた」だの
「帰宅途中で名刺をもらった。あれは芸能事務所に違いない」だの(゚A゚)?という話ばかり。
勘助の顔は精々中の上くらい。地元は田圃が広がる絵に描いたような田舎で、県内中心部まで電車で400~500円かかるような所。見えすいた嘘だった。
やはり適当に相手。
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600: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2007/12/14(金) 16:08:56 ID:gs1jM0zW
(続き)
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勘助が本性を現し始める。
粘着を一ヶ月くらいほっといたら、ある日勘助が
「幼保の続きをやらないか」と言い出した。
続き?続きってまた付き合いたいって事?とか思ってたら本当に や ら な い か という意味だった事が判明。誰がお前なんぞに捧げるか冗談じゃない。即逃げた。
↓(゚∀゚)勘助脳内変換中(゚∀゚)
次の日から勘助が執拗に接触しようとしてくる。私当然避ける。勘助更に接触をはかる。
瞬く間に悪循環が出来上がってしまった。
逃げたのも含めてどうも照れていると思われたらしい。
曖昧な態度がいけないんだ!と中学生なりに考え、顔を見たら即廊下を引き返すレベルで徹底的に避けてみる。
↓(゚∀゚)勘助成長中(゚∀゚)
総合学習の授業が本格的に始まる。同時に勘助の接触がエスカレート。
総合では、クラス関係無く選んだテーマごとに分かれ、その中で更にいくつかの班に分かれて活動というスタイルだった。運悪くテーマがかぶり、勘が女子だらけの私のいた班にダイブしてくる。
この上なく気まずかったが、
「まあ他の人の目もあるし大丈夫だろう」と思っていた。甘かった。
総合学習では基本的に班机(給食の時に班単位で机を合わせるあのフォーメーション)の体形になって作業を進めたのだが、勘助が基本的に私の隣を確保。
死角になっている机の下から痴漢されたり、模造紙に学習内容をまとめてる時にも異常に密着してバレないように触りまくるという暴挙にでた。
今から考えると最早痴漢の域なのだが、怖さと恥ずかしさがごっちゃになって先生にも友達にも言えない。
でもそうすると勘助触り放題。
隣にならないようにするくらいで精一杯だった。
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