2024/06/08
相手は会社の先輩。
職場の親睦会のようなものの役員をしていた二人のやり取りは事務連絡的なものから始まっていたが、ある時
「俺は昨日の事は後悔していない」「私は後悔しています」
というやり取りがあった。
その後、嫁の葛藤を先輩が宥めるやり取りがあったんだが、職場が一緒の二人は基本的に電話で話すようにしていたようで、LINEの痕跡から詳細は分からなかった。
でも、上記のLINEの三ヶ月後位からLINE交換の頻度が一気に多くなる。
「最高の夜だった」「(o^^o)」
嫁は絵文字を頻繁に使っていたが、いきなり親密なやり取りが増えていた。
不倫を確信したのはこのやり取り。
「相性良いよね?」「私もそう思います」
538: LINE 2016/08/12(金) 08:26:39.66
特に逢った翌日に多くなるようで、まるで恋人同士のようなやり取りを読んでいると胸が苦しくなった。
二人の気持ちがどんどん盛り上がっていくのがはっきり分かった。
「◯◯と一つになる喜びは言葉では表せない」「私もです」
「何故◯◯が俺のものではないのか、思い出す度に苦しくなる」「出逢う順序が違えば良かったですね」
逢う日の約束が無かったり時折合間が空くので、やはり電話での交換がメインだったと思う。
だけど、LINEという形の残る連絡手段で決して行うべきではないやり取りの痕跡まで残っていた。
「◯◯の中でなら何度でも果てる自信がある」「壊れちゃいます」「壊して僕のものにしたい」「ありがとう。気持ちは同じです」
「昨日◯◯が夢に出てきた。恥ずかしいけど夢精しちゃったよ(笑)」「私なんか毎日貴方の夢を見ます」
「俺と旦那さん、どっちがいい?」「聞かなくても知ってるくせに」「はっきり言って欲しい」「◯◯さんです」
539: LINE ◆64X5sBpNJE 2016/08/12(金) 08:36:14.34
もう過去の話ですので、書き逃げさせてください・・・・・
行為の事についてまで及ぶLINEの内容は、まるで付き合い始めたばかりの学生カップルのよう。
「今すぐ抱きたい」「抱かれたい、かも(笑)」
「夜が明けて、日が沈み、また夜が明けるまでずっと君の中にいたい」「本当にあの時は死ぬかと思いました」「嫌だった?」「いいえ・・・幸せでした(笑)」
思い起こしても二人が逢瀬に興じているこの期間、僕達二人は何の問題もなく上手くいっていた。行為自体も週に何度もあった。だから信じられなかった。鈍感と言われればそれまでだけど。
そして僕の存在が折に触れて多くなる二人のLINE。
541: LINE ◆64X5sBpNJE 2016/08/12(金) 08:45:46.19
「旦那さんに抱かれる◯◯を想像すると死にたくなる程苦しい」「ごめんなさい・・・としか言えません」
僕をライバル視する彼の言葉が多くなり、あれによほど自信があるのか、行為自体の生々しい比較も頻繁に行われていた。そして嫁ははっきりと、何度も僕よりも彼との行為の方が気持ち良いと答えていた。俺とではいった事がないとまでも。
そして彼は一線を越えようとしていた。
「今からの◯◯の人生を俺にくれないか?」「ありがとう・・・でもそれは出来ません」
その後暫くやり取りが途絶え、そして一週間後。
「俺と一緒になって欲しい」「ありがとうございます」
その一行のみ。
電話でのやり取りは分からないが、その後位の話。
「旦那さんに話すのはいつ?俺も一緒に頭を下げるよ」「もう少し待ってください。もう少しだけ」
「信じていいの?」「勿論です。私も早く貴方の苗字になりたい」