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バツ1子持ち彼女(23歳)と婚約していたがウワキされた → 彼女日記『』俺(ホッとした…これで未練が消え去った)→復讐を決意

time 2022/10/03

バツ1子持ち彼女(23歳)と婚約していたがウワキされた → 彼女日記『』俺(ホッとした…これで未練が消え去った)→復讐を決意

148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/12(火) 02:59:57.62 ID:EeZXt1zf0
2011年1月

全ての手段を尽くして送達したが、Mに送達はできなかった。
最終手段として、「公示送達」と「付郵便送達」という方法がある。
前者は行方が知れない被告への最終手段。
後者は行方は分かるが被告が送達を確信的に受け取らない場合の最終手段。
どちらかは調査しないと分からないので、興信所に依頼して住民票の最終住所地の調査を依頼した。
結果、どうやら住所地に住んでいるということが判明したので、付郵便送達で送達することに。

170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/12(火) 03:03:58.79 ID:EeZXt1zf0
書留郵便に付する送達(付郵便送達)とは、居留守を使う被告にポストへ投函したことで送達が完了したことにする送達方法だ。
このように非常に強力な手段なので、被告が住所地に住んでいると判断できる報告書(今回は興信所に作成して貰った)と他の送達方法を全て行ったが不達だったという「結果」が必要になる。
両方とも条件はクリアしているので、裁判所へ書留郵便に付する送達の上申書を提出。
受理されてようやく裁判開始の目処がついた。
興信所に調査を依頼するのは安くない金額だったが、この時にはどれだけの金と時間を掛けようともトコトン追い詰める気持ちになっていた。

175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/12(火) 03:04:40.14 ID:EeZXt1zf0
2011年2月

裁判所から連絡があり、第一回口頭弁論の期日について調整。
3月に決定して送達を行った。
数日後自宅へ5回目の特別送達が送られてきた。
毎回自分のところにも送達されるので、郵券代も馬鹿にならない。

182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/12(火) 03:06:00.66 ID:EeZXt1zf0
2011年3月

第一回口頭弁論の期日がきた。
まず99%Mは欠席するだろう。
開廷の10分前に今回の事件を担当する法廷の前へ行き、ファミレスの座席予約表のような書類の、自分の事件欄へ原告として名前をサインした。
被告の欄は空白だった。

開廷五分前になったので、傍聴席に入って待機した。
ちょうど前の事件が閉廷して、自分の事件番号が呼ばれたので法廷に入る。
傍聴席から見て左側の原告席へ着席し、開廷時間になった。

185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/12(火) 03:07:48.37 ID:EeZXt1zf0
書記官「次です(書類を裁判官に渡す)」
裁判官「えー平成22年(エ)第○○○○号損害賠償事件」
裁判官「付郵便送達だね?(俺の方を向いて)」
自分「はい」
裁判官「被告は欠席、原告は訴状の通り陳述しますか?」
自分「はい、陳述します」
裁判官「判決は追って送達します。はい閉廷」

裁判所を出たあと、自宅へ戻る前に比較的うまい魚が食べれる回転すしに入って、ランチタイムを過ぎたガラガラの店内でビールを飲んだ。

191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/12(火) 03:08:55.49 ID:Pom3x/lF0
裁判って結構淡々と終わるんだな

192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/12(火) 03:09:16.31 ID:11fwF5lS0
>>191
ドラマじゃないからな

196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/12(火) 03:09:53.83 ID:EeZXt1zf0
2011年4月

判決が送達された。

主文
1 被告は,原告に対して,金100万円及びこれに対する平成22年○月×日から支払い済みまで年5パーセントの金員を支払え。
2 原告のその余の請求を棄却する。
3 訴訟費用は,これを5分し,その3を被告の負担とし,その余は原告の負担とする。
4 この判決は,第1項に限り,仮に執行できる。

205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/12(火) 03:11:48.60 ID:EeZXt1zf0
2010年5月

裁判所へ差し押さえに必要な書類の請求をした。
差し押さえの前に、この判決の債務を払う気があるかを通知書としてMの自宅へとMの実家へ送った。
Mへは、100万を一気に払えないならば分割でもいいこと。
誠意を見せて謝罪し、支払いの計画を提示するならば債務を減額してもいいことを通知した。
Mの実家へは請求では無く事実と自分の連絡先を通知し、任意に代理弁済を促すように交渉する為に。
債務者以外の第三者(この場合は親)へ債務の請求をするのは違法となるので注意が必要。
その後Mからメールがきた。

230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/12(火) 03:14:17.60 ID:EeZXt1zf0
「仕事場も巻き込んで親へも連絡して非常に迷惑」
「一切払うつもりは無い」
「ほんとに迷惑で気持ち悪いからやめて」

と言った内容だった。
親からも一切連絡が無いので、払う気が無いことを確認できた。
ならば取る手段は明確。差し押さえを決意した。

234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/12(火) 03:14:58.04 ID:EeZXt1zf0
差し押さえには三種類ある。

① 債権差押
② 動産差押
③不動産差押

不動産は無いので論外。
なので、①及び②の差押をすることになる。
①は、Mがもつ債権を強制的に差し押さえて第三債務者から支払いを受ける方法だ。
説明すると、Mは俺との関係では100万円の債務者であり、俺が100万円の債権者となる。
そして、普通の人間は何かしら債権を持っている。
例えばMならば、勤務先の○○株式会社に対して「給与を受け取る債権」を持ち、××銀行へは「預金を受け取る債権」を持っている。
この場合の××銀行や○○株式会社は俺から見て「債務者の債務者」と言える。
「債務者の債務者」のことを俺からみて「第三債務者」といい、その「第三債務者」から本来ならばMが受け取るはずの支払いを強制的に自分へ支払わせることができる。
これが①の債権差押。
ほかにも保険や敷金なんかも差押することができる。

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