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女「姉の代わりに〇ちゃん(私娘)を迎えに来ました。私子の妹です」保育園「そんな子はいません」女「間違えたみたいだから娘ちゃんのいる園を教えて」→ 衝撃の展開…

time 2022/10/05

女「姉の代わりに〇ちゃん(私娘)を迎えに来ました。私子の妹です」保育園「そんな子はいません」女「間違えたみたいだから娘ちゃんのいる園を教えて」→ 衝撃の展開…

お引き取り願い、近隣の園には不審者として注意を回したし、万一うちに来ても情報は厳守するが、心当たりは?」だって。
ぞぞーっとしたよ。私に妹はいない。人物の特徴聞いたらどう考えても義弟嫁(旦那弟の嫁)。
義弟一家とは、うちの娘が一歳ちょっとの頃に義弟嫁に大事件起こされて以来交流を断ってる。
とりあえず園には、その人が義弟嫁かもしれないことと、彼女との確執を簡単に話しておいた。
義弟嫁が事件を起こしたのは、義実家に新年の挨拶で集まったとき。
義弟嫁とは、結婚の挨拶の時と、結婚式以来(私が娘を妊娠したので)会ってない。
それまでの印象は、優柔不断気味の義弟を、しっかり支えていきそうなハキハキお嬢さんて感じ。
当時娘はもう少しで2歳になるころ。義弟夫婦とは初対面だった。
色々言葉を覚えて何でもしゃべる時期だったんだけど、何かの拍子に、娘が義弟嫁を指差して「ほくろ!」って叫んだんだ。
そしたら間髪いれず、パーン!!って部屋中に響き渡る音をたてて義弟嫁が娘の頬を平手打ち。娘は文字通りぶっ飛んだ。
不幸中の幸いというか、娘はたまたま置いてあったビーズクッションに突っ込んだので頭をうつことはなかったのだが、大人の張り手を食らったもんだから、白目むいて意識がないわ、みるみる頬が真っ赤に腫れ上がるわ、全身だらんとするわ。
もう絶叫して、必死に呼び掛けながら毛布でくるんで旦那の車にのせ、すぐそばの救急病院に駆け込んだよ。
当時は娘のことしか頭になくて義弟夫婦がどうしてたかまるで記憶にないんだけど、あとで義両親に聞いたところ、激怒する義父に詰め寄られても義弟嫁は涼しい顔をしてたらしい。
「躾ですよ。幼いから、孫が可愛いからといって甘やかしては駄目です。姪ちゃんが他人の身体的特徴を指差して笑うような子になって欲しくはないでしょう」
というのが義弟嫁の主張。それ自体は正しいかもだが、2歳前の子どもをあんないきなり叩くなんて正気の沙汰じゃない。
怒りまくる義父と、ムッとしつつ持論を曲げない義弟嫁、オロオロするも「嫁ちゃんの言うことももっとも」と嫁擁護の義弟、そんな義弟を泣きながら叩く義母、という地獄絵図だったよう。
結局、娘は気絶してただけで叩かれた頬以外異常はなかったけど、相当腫れてたし、色々な検査も含めてしばし入院することに(後に快癒)。
診断書もしっかりとった(事情を話したら医師も絶句してた)。
そこから私は娘につきっきりで、義弟夫婦関係はすべて旦那が対応してくれたから又聞きになるんだけど、終始一貫して義弟嫁は自分の非を認めなかったらしい。
普段温厚な旦那が彼らに会うたび怒り狂ってたから、おそらく相当酷い態度だったと思われる。
私も旦那もそんな彼らに二度と会いたくなかったので、謝罪も慰謝料もいらない顔を見せたら診断書を出すとこに出すから金輪際関わるな近寄るな!と絶縁宣言。
義両親はこちらに平謝り(何も悪くないのでやめてもらった)、義弟には、あんな狂った嫁とは別れろと大激怒。
が、肝心の義弟が、美人の義弟嫁とは別れたくない姪ちゃんの暴言も良くなかったのは確かだしここは双方穏便に、とか何とか延々ウジウジしたので、義両親は義弟を見放して勘当となった。
以来、まったく音信不通だった義弟嫁が、いきなり娘を迎えに保育園に来ただなんて、何のホラーだ。
色々恐ろしすぎたので、仕方なく旦那が義弟に連絡して抗議したところ、自分は既に義弟嫁と別居してるから近況は分からんと無責任な返答。
義弟嫁と義弟の間になかなか子どもが出来ず、理想の子育てが出来ないことにヤキモキした義弟嫁が、勝手に出てったらしい。
…てことは何か、うちの娘に接触したがったのは、その『理想の子育て』相手にしようとした…?
考えれば考えるほど恐怖でしかないので、義両親と一緒に義弟嫁対策を練っているとこ。
今思えば、義弟嫁にされたことは立派な障害罪だったんだから、その時もっとちゃんとした対応しておくべきだったと反省しきり。
でも当時はとにかく、意味不明な義弟嫁の主張と態度が気持ち悪過ぎたし、娘のことばかり頭にあって他に手が回らなかったな…。

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