おはなしカフェ

A美「はぁなんで?!私子よりA美の方が絶対いいのに私が付き合ってもいいっていってるのに断るの?」

time 2022/11/02

A美「はぁなんで?!私子よりA美の方が絶対いいのに私が付き合ってもいいっていってるのに断るの?」

ある日のサークルの飲み会でそのプチ修羅場はやってきた。
いつもべたべたいるのは好まないので、
私子と彼男は別々に座りお互いに近くの人と盛り上がっていた。
いい感じにお酒が回りだした頃に私子の近くに座っていたA美が、今彼氏いないのぉ~と愚痴りだした。
A美は面食いで、連れて歩いた時に自慢できるような男じゃないと嫌だと常々言っていた。

私子は普段からくだらないと思っていたが、A美も薄々それを感じていたのだろう、
多分私への当てつけのようにこう言ってきた。

「でもぉ、彼氏いなくて寂しいけど、妥協でかっこよくもない男と付き合うのは嫌~。
次が見つからないからってさえない男とずっと付き合ってても惨めだと思うの。
それくらいだったら彼氏いない方がましかなぁ☆」

かなぁ☆のあたりで私子を見た人は人自分は自分、自分が幸せならなんとでも言わせておけと
今までスルーしてきたんだけどこの時は流石にイラッとして、

「外見良くたって一緒にいて楽しい人じゃなきゃ意味がないと思うけどね。
てか簡単に代わりが見つかるような付き合い方の方がよっぽど惨めだと思う。」

一緒に座っていた他の人達は大変気まずそうでした、心狭くてごめん。
A美は言い返されてムッとしたみたいだけど、
周りが気を遣って別の話題を出したのでその後荒れることなく飲み会は続いた。

それからしてちょっとお手洗いに行って帰ってきたら、
なぜかA美が彼男に積極的に話しかけているではないか。

854: 恋人は名無しさん 2010/06/11(金) 16:43:41 ID:Le7HPAv+0

せっかく言い返してちょっと清々していたのにまたしても私子のイライラ度急上昇。
急いで彼男の傍にいって「彼男」と呼びかけたら、ちょっと困っていたようで救われたような顔をした。
でもA美の方は私子が来てもスルーでなぜか地味な彼男にぶりぶりやっている。
私子「彼男向こう行こう」
彼男「うん、じゃぁA美さんごめん、またね」ととっととA美置いて去ろうとしたら
A美「彼男君束縛されててかわいそぉ~、A美だったらそんな事しないのにぃ」
聞き終るが速いか、彼男の袖をひっぱっていたA美の手をはたいた私子。
「さっき言い返された腹いせだかしらないけど、彼男に慣れなれしく触らないで!」
もう飲み会自体がしーんとなりました、今は反省している。

はたかれてA美もキレたようで色々と叫び出した。
・冴えない癖に私の事いつも見下していて気に食わなかった。
・みんなカッコイイ彼氏だねって言ってくれるのに私子は自分に彼氏がいて
図に乗っているのかちゃんと褒めない。彼氏冴えない癖に 。
・そんなに冴えないのに俺男の人柄が好きだとか嘘に決まっている。
となったら夜の方が上手いのかも?
・そうだったらどんなものか気になるからアプローチかけてみた。
・大丈夫、私の方がかわいいしモテるからすぐなびくはず。だから邪魔しないでよ

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