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気配を感じ、顔をあげたら…恋人の妹がパンツ一枚でたっていた…

time 2022/11/22

気配を感じ、顔をあげたら…恋人の妹がパンツ一枚でたっていた…

しかし落ち着いて来れば、徐々にA子妹の発言も綻びがでてきて
もともと俺側のA子がそこを突っ込み、最終的にA子妹が自爆気味に白状して
なんとか崖っぷちで誤解を解くことができた。

198: 3 2013/11/05(火) 22:52:48 ID:yjitVdyO0
それでもA子母はこっちをにらんでいた。娘を信じたいだろうから無理もないが。
A子父はもう少し冷静で「申し訳なかった。お詫びはまた改めて」といって
「ただ俺くんのことで娘がこうなると、その、つまり」と
要するにもう来るなという趣旨のことを俺に申し渡した。

A子との付き合いが禁止されたわけではない。
A子は何度も何度も謝ってきたし「難関を愛で乗り越えるんだ!!!」と
一時的にはむしろ盛り上がった。

だがしかし。
俺たちが描いていたのは「周囲に祝福された温かい結婚生活」で
それはもう崩壊した夢に過ぎなかった。
A子両親の俺に対する複雑な視線は最後まで変わらなかったから。
逆境に耐えてでも2人だけになっても愛を貫くような覚悟は・・・正直無かった。

A子は実家住まいで家族からのネガなプレッシャーに耐えられなくなり
俺はデート中にA子妹の裸体がフラバして気分が悪くなったり
会話も盛り上がらず、嫌いになってないのに会うのが苦痛になった。

1ヶ月くらい連絡をとらず(会社ですれ違うくらいはあったが)
独り自宅で「あの素晴らしい愛をもう一度」を果てしなくリフレインするほど病んだ頃
A子に別れ話を持ち出された。

200: 4 2013/11/05(火) 22:54:03 ID:yjitVdyO0

嫌いになってないので「いやだ。別れない」と粘った。
A子も「わたしだって別れたくない」と泣いた。
26歳が二人して「別れたくないよ。え~~ん」と声を上げて泣いた。
A子がしゃくりあげながら「でもこれからどうしよう」と言って
2人とも急に正気に戻って冷めた。

「どうもならん・・・」「縁が無かったねえ」
それで面倒事をまとめて捨てるように別れた。
方法はいろいろあった。もっと2人で考えれば・・・というのは後から思った話。

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