2024/06/08
220: ◆wTy57nmiOA 2007/07/20(金) 00:48:10 ID:gbeftQLf0
次の日もガムさんはいた。
今日はあたしも彼といたので安心していた。
あたしの並んでる後ろに彼がいてくれて、その後ろにガムさん。
ガムさんが「ふんーふんー」と息が荒くなっていった。
ちょっと怒ったように「どぅっどぅー!」とリズムを刻み始める。
「どぅっどぅー」のリズムは彼も知っていたので、ちょっと苦笑いしていた。
バス到着して、あたしは二人乗り席に彼と一緒に乗った。
大丈夫だ、今日は彼がいるし。
しかしガムさんは思いもよらない行動に出た。
なんと彼の膝の上に座ろうとするではありませんか。
あまりの予想外の出来事に笑ってしまったあたし。
しかし彼は「お前なんだよ!他の席に座れ!」と怒った。
ガムさんも怒ったように「どぅっどぅーどぅっどぅーどぅっどぅー」を繰り返す。
必死に彼の膝の上に座るガムさん。それを受け入れない彼。
バスの中がパニック状態になった。
221: ◆wTy57nmiOA 2007/07/20(金) 00:49:12 ID:gbeftQLf0
運転手さんが困った顔で「喧嘩はおやめください。何があったのですか」と聞いてきた。
彼「この人が俺の膝の上に座ってくるんですよ!」
ビ「どぅっどぅー!」
彼「オッサンなんだよ!いい加減にしろ、何でガム噛むんだよクソ」
び「どぅーん!」
どぅーんと共に口から出したガムを彼につけるガムさん。
彼(゜Д゜)こんな顔に。
バスに乗ってた人全員(゜Д゜)こんな状態。
彼「おおおい!きたねえな!オッサンなんなんだよ!!」
それを無視してガムを伸ばしたり戻したりを繰り返すガムさん。
運「お客様、困ります。他のお客様もご迷惑しておりますので…」
ガ「どぅっどぅー♪」
彼「警察に電話してもいいですか」
運「申し訳ございません。ただいまこちらの係りの者が参りますので、少々お待ちください」
しばらくして運転手さんのスタッフらしき人が2人ぐらいきてガムさんを連行していきました。
バスは大幅に時間が遅れたものの、無事に出発。
彼の服にガムさんのガムの跡だけ残ってた。
後ろの席に座ってたオバサンが「大変だったね」と話かけてきたんだが、別の話を聞かせてくれました。
ガムさんはあたしの前にも狙いを定めた?人がいて、そのこは女子高生だったんだけど毎日同じバスに乗って、
あたしにしたような事を繰り返していた。
女子高生はバスを変えたようだ。
すると今度はあたしに狙いを定めたっぽくつきまっていた。
ということでした。
実際何のためにそんなことするのかわからないけど、本当に怖かった(((((゜Д゜;))))))
その前に異変に気付いていたならオバサン、こうなる前にあたしに教えてほしかったな…。
異常バスでのガムさんと彼の修羅場でした。
223: 恋人は名無しさん 2007/07/20(金) 00:54:39 ID:PJm04QkAO
乙!!
当事者のあなたと彼は深いな思いをしたのに申し訳ないが
すごくうけてしまった‥
どぅっどぅ~♪のリズム気になる‥ww