2024/06/08
私子は悩みに悩んで、その相手に合わせてほしいと頼んだ。
彼男は渋々と私子を連れてカフェへと連れて行った。
彼男「あの人」
彼男はコソコソと指を指した。
そこには目も覚めるような美人が一人で珈琲を片手に読書をしている姿があった。
素直に完敗した、と思ったし別れようとも思った。
なんというか女として自分が彼女に劣っているのがわかってorz
756: 恋人は名無しさん 2012/04/12(木) 22:39:47.73 ID:6BeUZ+CxO
でも何で声掛けないのかなと思って少しモヤモヤした。
だけど『分かった別れよう』と彼男には告げて、その場で別れた。
まあこんな中途半端な終わり方だけど、
彼男が好きだった私は共通の友人に連絡をして愚痴を聞いてもらった。
その中で美人な浮気相手の話もしたんだけど友人が変なことを聞いてきた
友「もしかしてその女の人、A子さんかも…」
私「A子さん?」
友人の話を聞くと、A子さんはそのカフェの常連さんなら誰でも知っている人で
カフェに勤めてる方の彼女さんでしかもほぼ毎日カフェにいて
彼氏と帰って居るから浮気なんて、出来ないと思う。
となんだか困ったように友人は言った。
私は彼男に騙されたのか…?と泣きそうになった。
759: 恋人は名無しさん 2012/04/12(木) 22:45:40.95 ID:6BeUZ+CxO
次の日私子は彼男に騙されたのでは?という疑惑の元カフェに訪れた。
A子さんはこないだと同じ席に座っていた。
私子「すみません、変なことを聞きますが…この人知っていますか?」(携帯で彼男の写真を見せる)
失礼かとは思ったが嘘を吐かれない為に不意打ちで聞いてみた。
A子「え?あ、ごめんなさい知らないです」
私の失礼な態度にもかかわらずA子さんは何度も携帯を見て知らないと続けた。
やっぱりおかしいと思いA子さんに今までの経緯を話した。
そうすると『その人呼んでもらえる?私の疑惑もはらしておきたいし』と
ご立腹の様子のA子さん。私子もそれを望んでいたので了承。
迷惑にならない様にという計らいの元交番近くの公園に移動し彼男を呼び出した。