2024/06/08
最終的に、道楽者で遊び人で有名だった爺さんだったこともあり、
「ジサマの愛人と隠し子」
という説が親戚一同の間で有力になった。
遺産とかもそれなりにおおかったので一騒動起こったが結局いまだにどこの誰だかわからずじまい
ちなみにばあさんは爺さんの遺影に向かって
「私が『そっち』にいったら問い詰めるから、ゆっくりまってなさいね」
とやさしく微笑んでいた。遺影がビクッとかすかに揺れたような気がした
まだまだ元気なばあさんだが、いつかの日、あの世で修羅場とならないことを祈る