2024/06/08
397: 5/7 2008/02/18(月) 10:59:44 ID:sumDIOrY0
会うなり、すごい目で私を睨み付け、次に彼氏をにらみながら、
店子「お客さんは?」
私 (お客さん??)
彼氏「いや、さっきまで一緒だったんだけど。」
店子「何で私子と一緒にいるの?お客さんに誘われて断れないって、この人(私)がお客さん?」
彼氏「いや、偶然・・・。」
私 「偶然・・・?」
店子「それ(彼氏が持ってくれていた宝石の紙袋)、何?」
彼氏「私子のだよ。いまちょっと急いでるから、それじゃあ・・」
店子「待ちなさい。」
彼氏「あ、いや、私子、行こう。」
私 「待ちなさい。」
彼氏「いや、違うんだ私子。」
どうやら、この時間、本当は店子と会う約束していたのに、
私にプレゼントを買わされることになってしまったので、
得意先に急にムリヤリ飲みに誘われたということにしてキャンセルしたようです。
私 「これ(紙袋)、私にくれたプレゼントだよ。新しく別のを買ってくれたの。」
店子「私子とはもう別れるって言ってたね?何故一緒にいるのよ。プレゼント買ったって、
もう洋服をあげたじゃない!」
私 「(彼氏を無視して店子に向かって)私と別れる?別れるって言ってたの?」
彼氏「いや・・」
399: 6/7 2008/02/18(月) 11:03:07 ID:sumDIOrY0
店子「言ったよ。私子さんとは元々うまくいってなくて、私と付き合いたいって。ね?」
彼氏「そうだっけ?」
私 「私達元々うまくいってなかったんだ?ハッ。それなら私の為に服を選んでもらうとか、
変じゃない?何て言って買ったの?」
店子「最後の誕生日になるから、何かあげなきゃって。
それで私が、○○(店子のブランド名)の商品なら安く買えるよって勧めたんだよ。
そしたら、私に適当に選んでおいてって。」
私 「最後の誕生日・・・?(彼氏に向かって)そういったの?」
彼氏「・・・・・」(彼氏は段々、とぼけるのも諦め、亀になってきた。)
店子「私、もう私子さんと別れるっていうから、信じてたのに・・・。(涙目)
何で私子に新しくまたなんかあげてるのよ・・・。何で私に嘘ついてまで会ってるのよ!」
彼氏「・・・・・」
なんだか彼氏は、全てから逃げ、この場から脱出しようとしてるのか、
一歩一歩後ずさりしていました。
気づけば、回りはギャラリーが集まっていました。
私はなんだか彼氏の不誠実さとバカさにあきれ果て、全てがバカらしくなって、
当事者でないかのような客観的な気分になり、彼氏を虫けらのように思えてきました。
そして虫けらはくるっと振り返り、逃げ出しそうとしましたが、ギャラリーにぶつかり、転びました。
ギャラリーも巻き添えで倒れていました。
私はギャラリーに、「どうもすみません」と言いながら虫けらの腕を掴みました。
そして店子が、まだ洋服代を立て替えたまま清算してないとのことで、虫けらの鞄からサイフを出し、
3万円抜き取っていました。(後から聞くと、実際洋服は2万円ちょっとだったそうですが)
私は、とりあえずもういいかと思い、落ちていた頂いたネックレスだけ拾ってその場を離れました。