おはなしカフェ

「俺はお前の言う通り、親を捨ててここに来た。 今度は俺の番。俺のやりたい事をやらせてもらう」 と宣言した旦那。

time 2023/04/17

「俺はお前の言う通り、親を捨ててここに来た。 今度は俺の番。俺のやりたい事をやらせてもらう」 と宣言した旦那。

そう宣言した通り、借金して高級車を乗り回し夜な夜な遊び回るようになった。
生活費はローンに追われ、みるみる少なくなった。
子供の病院代も捻出できなくなる程の極貧生活。 何度訴えても
「生活出来なければ、また実家で同居すればいい」
の一点張り。

本当にクズな男だったが、私自身貯蓄もないため、ただただ我慢するしかなかった。
当然子供の面倒も見ず、会話もなくなり、そのうち給料は家賃分しか渡されなくなっていた。

そんな生活が何年も続いていた時、
今度は会社の部署の移動に納得出来なかった旦那が仕事に行かなくなった。
会社は診断書があれば基本給が出る職場だったので、
心療内科で適応障害の診断書を貰い休職。毎日遊びまわって、酒、眠剤。
私は昼も夜もパートに出て子供の事だけを思い必死に働いた。

そんなある日、旦那が眠剤と酒を一緒に飲んで泥酔状態で階段から転落。
頭部強打で救急車で運ばれる。

615: 名無しさん@HOME 2013/02/27(水) 00:18:30.16 O
頭蓋骨骨折、脳挫傷、意識不明の重体。

緊急手術をして命は助かったが最悪は植物人間。
意識が戻っても高機能障害で普通の生活には戻れないと診断された。

とにかく現金が無かった私が最初にした事は高級車を売り、
当時まだ持ってる人の方が少なかった携帯電話の解約。
通帳を捜し出し、旦那の金の流れを初めて見た時は自分の目を疑った。
月に車のローンが8万。
携帯料金が7万。
10万の用途不明な返済。

そして通帳の残高が少なくなると義母からン十万円単位の振込送金が何回もされていた。
見た事もない若い女と旅行先でのスナップ写真も見つけた。
テレクラの領収書?やホテルのタオル。

もう限界だった。

自分に経済力が無かったから我慢していたけど、とにかく別れよう。
父親らしい事は何もせず、夫婦関係もとっくに破綻している。
旦那も私達を引き留めはしないだろう。

そんな矢先、旦那の意識が回復する。

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