2024/06/08
616: 名無しさん@HOME 2013/02/27(水) 00:21:24.16 O
私はずっと働いていたので病院には義母がついていた。
意識が回復した知らせを受けて病室に入った私を見た瞬間、
旦那が病院中に響き渡るような声で泣き叫んだ。
「悪かった。俺が悪かった。自分で好きな事ばかりやって罰が当たったんだ。
許してくれ。生まれ変わってやり直す。捨てないでくれ」
涙と鼻水とヨダレをダラダラ垂らしながら、
呂律の回らない言葉を何回も何回も叫んだ。
その姿を見るまで私の頭は離婚一択しかなかった。
いや、見ても頭では離婚するつもりでいた。
でも心がついて行かない。
こんなに弱って縋り付く相手を踏んづけて去れる人なんて世の中にいない。
頭と心は全く別のものなんだと思ったこの瞬間が人生最大の修羅場。
617: 名無しさん@HOME 2013/02/27(水) 00:24:14.69 O
結果的に離婚はせずに2年後に旦那は死んだ。
生まれ変わるも何も、さっき食べた朝食すら忘れてしまう状態だったので、
その2年間もまさに地獄だった。
ま、これは本人も地獄だったと思うので、死の知らせを受けた時は正直言ってみんな安堵した。
みんなが苦しみから解放された。
葬儀が終って身辺整理したら、まだ知らなかった借金が出て来たり、
義母に保険金の大半を取られたりしたけれど、
息子も墓を継がないと義母に宣言して縁を切り今は平穏に暮らしています。
一緒に苦労した息子が成人したので吐き出し。