2024/06/08
そしたら急ブレーキかけて外へ押し出そうとした。
夜中だとは言え、同じような初詣の運転も多くかなり危険。
「降りろ。歩いて買って来い。当然だ。」 もうね、はあああ???ですよ。
神社までは車で5分だけど、歩くとなると結構な距離。
しかも夜中。女一人で行けってか?ああコラ?
怒りのあまり阿修羅のようになったオーラを出す私を見て
彼もやばいと思ったのか 「あの、その、違う、」とオロオロ。
そこに一台の車が横付け。偶然にも友人カップル。
「明けましておめでとう・・・えと、何やってんの?」
すでに冷めかけていた私は、友人カップルに同乗させてとお願い。
空気を読んだ友人は、空いてる後部座席に乗せてくれた。
そしたら彼は慌てて車の窓を叩いてきた。
友人の車に傷が付くのも避けたかったから、仕方なく窓を開ける。
「叩くのやめろ。今は何も話したくないし。
そんなにイカ焼き食べたいなら自分で買ってこいやボケ。」
そう言うと彼は俯いて、自分の車へ猛ダッシュ。
窓を閉めようとしたら、また猛ダッシュで戻ってくる彼。うぜえ
手には私の買ったイカ焼きと林檎飴。 (持って来てくれたのかな)
一瞬仏心を出しそうになった私(バカ)に一言。
上袋からイカ焼きをすっと捧げるように持ち上げ
「そんなにイカらないで」とニコニコ。
私は何も言わず窓を閉め、
友人も何も言わず車を出してくれました。
その場でメールで別れを告げてサヨナラ。着信拒否。
心が凍りつくってこういうことかと思いました。 ツンドラもツンドラ。