おはなしカフェ

夜の九時半過ぎに、突如鳴り響くドアベル。 「あんたらが先月妻に送ったモノのせいで、自分と妻はHIVになった!賠償金払え!」

time 2024/06/21

夜の九時半過ぎに、突如鳴り響くドアベル。 「あんたらが先月妻に送ったモノのせいで、自分と妻はHIVになった!賠償金払え!」

自室のベッドの上で「神喰い」オモシレーしてた俺は、無関係だろうと無視。
母親が出てきて、対応したので俺はゲーム再開。
すると、壁一枚隔てた玄関から男の声。なにやらもめごとをしている気配。
以下は、その時聞こえたモノ。うまく聴き取れなかったところは、俺が補完。

???(男)「あんたら一家の所為でHIVになった! 賠償金払え!」
母親「はぁっ!?」
???(男)「あんたらが先月妻に送ったモノのせいで、自分と妻はHIVになった! 賠償金払え!」
母親「え、えっ!? ちょっ! えッ!?」
このあたりでなんかヤバそうな雰囲気になったので、父親登場。
怒鳴りまくっていたのは、上の階に住むAママの夫(以下、A夫)。

19: 全然1/2ではなかった…orz 2010/03/10(水) 18:34:58 ID:6qdUUEfj
父親「すみません、事情を詳しく説明してほしいのですが?」
A夫「くわしくも何もない! 賠償金払え!」
父親「事情の説明がしていただけないのでしたら警察を呼びますが?」
A夫「警察ふじこふじこふじこーッ!!」

おっさん、なに言ってるか解らない。
仕方が無いので父親が警察を呼び、
両親&A夫はパンダがらの回転灯をつけた車でドナドナされることになる。

話の内容はほぼ筒抜けで、HIVヤベェ……と、
俺がHIVの感染について調べまくったことは言うまでもなし。
もちろん親子でセクなんかしないし、(悲しいことにDの俺には関係ないな。
そう思っていた矢先に、ケーサツから電話。
どうやら俺も関係者らしい。

このあたりで俺が、遺書と自ら命を絶つ方法はなにがいいか考え始めたことも記述しておく。

んで、やってきたパンダがらの車に乗って、警察署へ。
この途中、HIVに感染しているッぽい自分はどうしたらいいのかと考えて、泣けてきた。
で、警察署内で話を聞く。

以下はその話。A夫の言葉はかなり意訳です。
なぜならほとんど「ふじこーッ!」だったから。

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