2024/06/08
「スゴーイ!懐かしい料理たくさん!」と言い出した
私がポカーンとしていると「あなたはロシアの血が入ってるの?」と聞かれたので
そうです、と応えたら流暢なロシア語で
自分の家族はウクライナからの移民だと話してくれた
お婆ちゃんがよく同じ様な料理を作ってたから懐かしい、と
私も多少ロシア語がわかるので、その彼氏とそれからずっと
ロシア語で会話をしていたらトメとコトメはひたすらポカーンなだけでただ見ていた
途中トメがルー大柴みたいな英語で口を挟もうとしてきたけどシラネ
その彼氏は料理も喜んで食べてくれて残りも持って帰ってくれた
コトメは「私に恥をかかせた!知らない言葉で喋るなんて卑怯!」とか言ってたけど
もうどうとでも言え、と思って黙って帰ってきた
帰宅すると夫が「母さんから電話あったけど、お前随分な事するんだね」と言った
「姉ちゃんの彼氏に色目使うってちょっと人としてどうなの?
あぁやっぱり母さんの言ってた事って本当だったのかな」と言うので
「何のこと?」と聞いたら「身体を売る女とまでは言わないけど同じ部類なのかなーって」
と鼻で笑うように言った
何だか途端にサーっと血の気が引くような感じがして
その日のうちに身の回りのものをまとめて娘を連れて実家に帰った