2024/06/08
662: 名無しさん@おーぷん 2017/01/14(土)04:49:04 ID:9YD
続き。
その出張が功を奏し、発注があったのだが、
どうも材料を仕入れる資金さえ怪しくなってきたらしい。
社長が私のデスクまで来ていわく。
「私さんは独身で、子供もいないね」
「そうですが」
「それなら、仕入れの金を少し都合してほしいんだけど」
「はい?」
「売上げが出たら必ず返すから。百万でいい」
その時手にしていた、1メートルのステンレス製ものさしを
そいつのじゃ●りこ腹に突き刺さなかった自分の理性を誉めたい。
もう限界だ。
先代は男女差別をしない人で、
しっかり仕事で鍛えてくれた恩があるから我慢していたが、もうダメだ。
弁護士に依頼して、未払いの残業代を請求しつつ辞めることにした。
(一応チーフという管理職だったが、
弁護士に、私の業務はいわゆる「名ばかり管理職」だと判断してもらった)
どうせ潰れるだろうから、労基に行ってもしょうがない。