2024/06/08
32: 名も無き被検体774号+ 2014/01/31(金) 03:30:07.96 ID:WJ/eIU6b0
彼女の友達とはそんな親しくないから色々尋ねるわけにもいかず、
やっぱり今回も彼女を試すことにした。
俺んちに遊びに来てまったりテレビ見てた時、俺は切り出した。
「あのさー」
「ん、なに?」
「見たって人、いるんだよねぇ…」
「え、なに?もののけの類?」
「お前とさー…知らない男がさー、○○で手つないで歩いてたって」
「???」
33: 名も無き被検体774号+ 2014/01/31(金) 03:31:52.80 ID:ew7a7Knp0
うわー
34: 名も無き被検体774号+ 2014/01/31(金) 03:32:03.44 ID:kF9D0xWU0
最低すぎワロタ
最低すぎワロタ
35: 名も無き被検体774号+ 2014/01/31(金) 03:32:42.84 ID:WJ/eIU6b0
「見に覚えないし、○○なんて最近行ってないしなー」って彼女は言う。
ここでやめればよかったが俺は続けた。
「ホテル街入ったの見たってさ」
「んー確実に私ではないですな」
「ほんとかなぁ…」
今思うと俺本当女々しい。
36: 名も無き被検体774号+ 2014/01/31(金) 03:35:40.05 ID:WJ/eIU6b0
「うん」
返事は短かった。でもはっきりしてた。彼女は浮気なんてしてない。
「いやぁ」
「<友人>がさぁ、お前の事怪しいっていうからカマかけてみたんだわーwwww」
ってつい口が滑ってしまい、彼女の顔つきが変わった。
「なにそれ」
37: 名も無き被検体774号+ 2014/01/31(金) 03:38:36.11 ID:WJ/eIU6b0
「<俺>くんさ、そうやって試される側の気持ちわかる?」
「前だってそうだったよね。会社クビになって〜って。
どれだけ心配したかわかる?」
「有給とったのはね、<俺>くんがもしかしたらショックでジサツ未遂とか
しちゃったりしないか心配で心配でたまらなかったからだよ。」
「だからお休みとって一日ずっと側にいたいって思ったの。」
「それなのに何なの?一度なら別にいい。でも今回は…あんまりでしょ」
彼女が泣いた。