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職場の妊婦のBさんが痴漢に襲われた→C『お腹に命抱えてるのに自衛しないなんて無責任だなw』周り「自衛していても襲われるときは襲われる」C『母親失格』後日・・・

time 2025/01/28

職場の妊婦のBさんが痴漢に襲われた→C『お腹に命抱えてるのに自衛しないなんて無責任だなw』周り「自衛していても襲われるときは襲われる」C『母親失格』後日・・・

Bさんが育休に入った頃、Cが電車で痴漢容疑をかけられるといったことがあった
会社の最寄り駅の一個手前の駅で、女性がCの手を掴んで「痴漢です!」と叫んだため、
Cの痴漢容疑は複数の会社の人に目撃されて、瞬く間に噂が広まった
後に出社してきたCは、「冤罪だ!」と訴えて、その日、被害にあったという女子学生のことをずっとこき下ろしていた
痴漢だと言った女性は被害者ではなく、目撃者の女性だったそうだ
Dも一部の男性たちも冤罪だというCの味方をして、一緒になって一方的に女性をこき下ろしていた
なので水を指すように「自衛が足りなかったんじゃないんですか」と口を挟んだ
「自分を守れるのは自分だけなんでしょ?自衛していたらはんざいには巻き込まれないんでしょ?Bさんのときにあなたが言った言葉ですよ」
と鬱陶しいほどしつこくネチネチ繰り返し言い続けた
痴漢と痴漢冤罪は違うとか、状況が違うとか、グルだ美人局だ、痴漢なんてどうせ冤罪だ、まで色んな反論をされたけど、
私達はCがこれまで言った言葉をオウムのように繰り返し言い続けた
Dにも話を振り、「一緒にそう言ってましたよね」と言うと、
Dではなく周りの女性が「言ってた、はんざいに巻き込まれるのは自衛しない人の自己責任だって」と同意してDの逃げ道も塞いだ
他の男性は退散したのに、それでもDはCを庇い続けて、Cと一緒に女子学生と声をあげた女性をこき下ろしていた
その時期は繁忙期もあって、私は支社にヘルプに行くことが多かったんだけど、気づけばCは出社してこなくなっていた
そしてある日突然、Cのデスク周りがきれいに何もなくなり、Cは挨拶も送別会もなく、会社を辞めていた
みんな口には出さなかったものの、察しはついていた
痴漢を本当にしたのか冤罪だったのかはわからないけど、潔白を証明できるだけの自衛が足りなかったのだろう
Cがそんな消え方をしたので、「Cさんは女に嵌められた」と最後まで庇ったDも腫れ物に触るような扱いを受けていた

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