2024/06/08
私は働いて金ためて、27の時にやっとのことで独立して、他県に逃げた。
自分の勧めた同県の物件に住まないのが気にくわないらしく、向こうからしばらく連絡を絶ってくれた。
が、しばらくして父親が死んでいよいよ一人暮らしになったら、サンドバッグが誰もいなくて落ち着かないのか、手のひら返して
「食事作ってあげる」などと平日夜に私の所に来るようになった。
来なくていい。とむげにもできず、言われるまま自宅の鍵を渡したら、私のいない昼間に勝手に友達呼んで茶飲み處にしていた。夕方早く帰宅した私が驚いて、母の友達の前で泣きべそかいてやったら、友達の方が遠慮して来なくなったらしい。
よそ様の古着未だにもらってきて私の所に持って来る。
無表情で受け取り、次の月の古布回収に出している。