2024/06/08
母が虐げられる中での父の厚遇は剃刀の刃を飲むように痛いものだったけど
幸福だと思わなきゃ単なる母の枷のようでそれこそどうしようもない
でもそれも16の時、酒の瓶を持った父から母を庇って流血沙汰になり
母は渋ったが私の度重なる説得と、
父の子供にまで傷を負わせてしまった負い目でようやく離婚になった
もう私はバイトもできる年だから、なんとでもしてやる
母を幸せにしよう、離婚してよかったと思ってもらおうと躍起になった
だけど就職して一年後、予定外にアパートに戻るといないはずの父がいた
とっさに警察に通報しようとした私を止めたのは、
床に転がっていた被害者だと信じていた母の、
これまでどれだけ殴られても出さなかった金切り声だった
加害者をかばうこと自体信じられないのに、さらに母は信じられないようなことを口走り始めた
「私はお父さんを愛してるし、お父さんも私を愛してくれている。
まだ恋人もいないあなたにはわからないんでしょうけど、いろんな夫婦の愛の形があるのよ」
457: 名無しさん@おーぷん 2015/06/21(日)22:08:06 ID:0IE
初めは何に言ってるのか分からなかったが、しだいに判明したのは
DV被害者がラリってるんじゃない、彼女が正真正銘のどmの雌犬だっていうこと
逮捕を恐れてか、いくら成人してようが子供に話すようなことじゃないことを有体に語ってくれた
つまり母は心底暴力を振るう父を愛し、その暴力も愛情表現として受けとめて喜んで楽しんでたと
もちろん父も祖父母も分かっていた事だった
また離婚と今までの数年は
私ががあんまりいうのと教育に悪いからって表向き離れてただけだとも語った








