2024/06/08
宥めるお兄さんに
「お兄さんのお返事とB男との結婚は関係ないの。Noでも結婚しないから。ダメなら気にせず振ってください、責任は感じないで」
と揺るがない。
結局、A男とは婚約解消、お兄さんと結婚というかたちになってしまった。
お兄さんと付き合ったのは結婚式から1年後で、結婚したのは2年後だけど。
お兄さん曰く、
「離婚直後で今思うと自覚なしで相当参っていたし、やさぐれていた。A子の存在が心に染み込んできてしまった」
「離婚原因、元奥さんの浮気じゃね?いいの?」
と尋ねたら、
「人の気持ちが移ろうのは仕方がない。けじめをつけずに不倫に走る人間性が嫌で別れた」
と、告白する前に婚約解消を突っ走っていたA子は許容範囲だったよう。
A子の一途さは身をもって知っていて、むしろ懐かしさや綺麗な思い出が蘇ってまぜこぜになって可愛くなったと。
今は、A子は言わずもがななんだけれど、お兄さんのほうがゾッコンじゃないか?ってくらいになった二児の父。
A男のその後は知らない。
お兄さんの妹である私からすると、微妙な心境ではある。
憧れの女の人を結婚式に招いたら~っていう話があったけど、なんで招こうとするのかな?
最後に俺・私の物だって確認したいんだろうか。
変なサプライズはするものではないと思った。