2024/06/08
元夫はバスルームで事前に湯舟にお湯を張り、お風呂用のキャンドルに火をつけて浮かべていたのだが、カードのくだりで時間がかかったことで、キャンドルが溶けていくつか消え、お湯は生ぬるく、ほぼ冷えていた。
私は機嫌をとるために、冷めたお湯に入って何とか喜ばせようとしたが、無駄だった。
その後、今度こそ気分を変えようと、元夫が予約していたホテルのレストランへ。
私たちにしては、ものすごく高い店だった。
この人は値段をわかっているのかと不安がよぎった。
メニューを眺めて、これはまずい、高すぎる、と心配になり、まずは元夫がどう出るのか待つことにした。
鉄板焼きのレストランなので、メインは当然ステーキなどだった。
元夫は、A5みたいな高級なステーキを指さし、僕はこれにする、と言う。
1万超えのメニューだったので、ケチなこの人が?と驚いたが、お祝いだからかな、と納得して、では私はその半額くらいのものを選ぼうと、5000円前後の海老のなんちゃらにする、と元夫に言うと、信じられない言葉を放った…