2024/06/08
何度か赤点をとって何度か留年しかけたが、何とか無事、単位をとっていった。
看護学校は思っていたより大変だった。
私は入学さえすればそのまま看護師になれると思っていたが、そうじゃなかった。
特に辛いのは実習。
睡眠時間3時間位。膨大な課題に泣きそうになった。
気づけば同級生も心を病んで退学したり、留年したりとで 三分の一が消えていた。
その他にも、コミュ障の私は人間関係が辛くすごいストレスだった。
そんな中、夫は私を支えてくれたと思う。
看護学生2年生の時、私は結婚したいと思った。
夫は・・・あまり乗り気じゃなかったと思う。
「学校卒業してからでいいんじゃない?」
と言ってた。
今思えば、私は当時学生で金食い虫なのによく結婚してくれたと思う。
私は盛り上がっていたから、結婚届けを持ってサインを求めた。
1ヶ月くらいサインを求めていたら、夫も根負けしてサインしてくれた。
「●●とは結婚するつもりだったし、ちょっと早いけどいいよ」
夫は笑っていた。
私は幸せだった。
そして、なんとか学校を卒業して、国家試験にも合格することが出来た。
4月、私は自宅近くの総合病院に就職した。
しかし、私はこの病院で一番キツイといわれる病棟に配属してしまった。
そして、その時一緒に配属した看護師が間男だった。
間男は大学を出たばっかりではりきって入社したが、希望を出した病棟に行けなくてガックリしていた。
第一印象は若い男の子だなーって位。
連絡先は交換したが、必要最低限のことしかメールしなかった。
何より仕事がきつすぎてそれどころじゃなかった。
この病棟は激務すぎて定時に帰れることはなかった。
大体、毎日3時間はサービス残業していたと思う。
私たちはゲッソリしていて、間男は謎の下血が始まった。
私はこの病院は無理だ、1年働いたら退職しようと思った。
間男も辞めたいと言っていた。
その頃、私は夫に不満を感じていた。