2024/06/08
クルマで二人っきりになってからは、
本当に幸せだったな。
今日はどんなプレーだった
あそこが良かった
あそこが良くなかった
尽きることなく話に花が咲いて。
彼女のウチに送って行って。
夜明けといった方がいい時間まで一緒にいたけど、
次の日の仕事なんて心配しなかった。
こんなに幸せな時間を過ごして、
彼女にたくさんの元気を貰って。
むしろ仕事の業績が目覚ましく上がり、
会社での私の評価はうなぎ上りだった。
そのことを告げたら彼女、
キラキラした瞳で
「私は何もしてないよ。全部私くんの実力だよ!」
って。
でもとっても嬉しそうに微笑んでくれた。
そしてますます仕事に身が入り、
すべてはこのまま上手くいくと信じて疑わなかったんだ…
…ある男性が彼女の前に現われるまで…