2024/06/08
そのままムシャクシャして2ちゃんねるでふざけたスレタイのスレを立てて叫んだりしたり、
誰かに慰めてほしかったりしたのですが、エイプリルフールなので世知辛く。
その日の晩、母親が指定したホテルレストランの個室で、両一家集まり、短く話し合い
正式に俺たちの破局が決定しました。
「血が繋がっている以上、結婚できないだろう」って言葉が一番の決め手だったと思います
日頃お花畑で40万の壺買ってくるような母親が、ビシビシと切り込みながら、見事な司会者を務めていることをばかりを気にして、現実逃避していました。
ちなみに向こうの両親の正体は結局。
彼母:親父の元妻
彼父:当時の不倫相手
彼女:腹違いの姉
最後に二人っきりの時間がほしいと俺から申し出て、近場の思い出の場所へ行き、
彼女に渡せなかった指輪を無言で渡して互いに泣きました。
落ち着きを取り戻したあと、最後に話をしました。
元彼「まさか指輪を用意しているとはね―」
オレ「まさかこんな事になるとはねー」
元彼「……次の良い人、早く見つけな」
オレ「こんなブサイクと付き合ってくれる人なんて…難しいです」
元彼「私のほうが難しいって。もう30近くだよ?」
その後、「なんでこうなったかなー」って言葉を最後につけて、何かいろいろ話をしました。
オレ「まあ、ヤケに気が合うとは思ったけど、まさか姉だったとは」
元彼「こっちこそ、まさか弟だったとは」
元彼「まあ……、これからは清き姉弟であろうっ!ねっ!」
いつものように明るく振る舞って、互いに笑って、ハッキリと別れました。
別れたとはいえ、会社が同じなのでねぇ…そりゃ一週間胃が痛かったです
ただ、元々オレから見て先輩の立場であった姉は、上に掛け合ったらしく、気が付いたら転勤していました。