2024/06/08
現場検証中に「お怪我は無いでしょうか?」とか「お仕事中ですか?」とか聞かれ、
レンタカー借りるようなら警察で手配も出来るし、自分で借りてもいいと云うような事を
話された。
もう、その日の現場仕事は終了していて予定は無いことを伝えると「書類を作成したいので
署まで来て頂いても宜しいですか?」と聞かれたので承諾。取り敢えず送迎車を用意して
愛車は後で警察署まで運ぶので貴重品だけ持って来る様に言われ、従った。
ビックリしたね。送迎車、パトカーじゃん。
で、制服警官3人と警察署行き。俺は職工で、見た目は
安田大サーカスのクロちゃん似のデブなんだけど、信号待ちの度に歩行者や隣の車に
見られる見られる。
どう見ても傷害事件の現行犯だもん。そりゃ見るわ。
パトカーの中では何回も「どこか痛いとこ無いでしょうか?」なんて警官に聞かれていたけど、
まさか「前科無しのただのデブなのに一般市民に注目されて心が痛いです」とは言えない
じゃないか。
そんな針の筵を体験して警察に到着。副署長と課長さんに名刺を貰い、やはり平謝りされる。
そうこうしているうちに愛車の汚いミニキャブがトラックに載せられて登場。
ロクに洗車もしてないし、元々仕事中にちょくちょく道具をぶつけられたりペンキが付いたり
しているから、まるで解体待ちの廃車の様だった。
結局その日は友人経営の鈑金屋に車を預ける方向で話をつけ、電話をしておいた。
警察署まで取りに来てほしい旨を伝えたら「なんで!?人轢いたの!?」なんて驚いていたが。
友人は、その日のうちに引き取りに来れないという事で、課長に電話を替わって貰い、
暫く話した後、その日は課長運転の覆面パトカーで家まで送ってもらうことになった。