2024/06/08
ある日コトメが急用で、私の帰宅前に
自宅に帰ってしまい、私もいつもより帰宅が遅れてしまった。
帰ったら、トメが真っ暗なリビングでうずくまって泣いてた。
周りにはティッシュがいっぱい散らばってた。
トメはお手洗いに行くのに間に合わず
リビングで粗相してしまい、慌てて
ティッシュでふき取ったものの、
動けばリビングを汚してしまうと思って、
その場から動けなくなってしまったようだった。
そんなトメを見て私も泣いた。
後始末をして冷たくなった服を着替えをさせる私に、
トメは「ごめんねごめんね」といいながら泣いていた。
その夜夫は日付が変わる頃に大トラになって帰宅した。
388: 2010/02/22(月) 23:59:45 0
翌日うちにきたコトメに、
トメは「施設に入りたい」と訴えたそうだ。
トメは大ウトメの介護をしていて介護を
する辛さも知っているし、娘や嫁に
下の世話をされるのは恥ずかしい、
それならお金を払って他人に
やってもらうほうがよいとコトメに言った。
コトメも私も少し前から自宅での介護の限界を感じてた。
トメにはお金もあるし、コトメ夫のつてで
いくつか優良と思える施設を探していた。
コトメはトメにも私にも内緒で
施設の見学に行って、目をつけた施設があった。
そしてコトメ夫婦と私達夫婦とトメで、
トメの今後について話し合いをすることになった。
コトメ夫婦と私はトメが施設に入るのに賛成だった。
反対したのは夫一人。