2024/06/08
すると騒ぎをきいてスーパーの若い男の人もやってきて、スーパーおばさんと泥オバの言い分を信じて泥オバさんを助けようとするしで大パニックになっていた時、
「私ちゃん達?どうしたの!?」
と声が掛かり、見てみれば隣りのおばさんでした。
その聞きなれた優しい声に気か緩み、
「このオバちゃんが、私達の荷物持ってこうとしている、私達のなのに、私達のなのにー!」
と泣き叫んでしまいました。
泥オバとスーパーおばさんとスーパー店員は
「違う違う、この子達が盗ろうとしている」
と言うと隣りのおばさんが、
「それは本当なの?その荷物は本当にその人のモノなの?そうならちゃんと中身とレシートを見せて、この子達と私を納得させて」
と言い、しかし泥オバは拒否。
その言葉で
「あ、レシート見せればいいのか」と思い当った姉が
「レシート私持ってます!」というと、
泥オバは
「レシートは先にその子に盗られた。それで危ないと思い、慌てて出ようとした」
と言い出しました。
スーパーおばさんは
「最近の子はほんと悪質で、悪いこととも思わずに人の物を盗るから」
と言いだし、完全にこちらが悪いと決めてかかっている様子に、隣りのおばさんが、
「制服の女の子二人がお買いものをしたのなら、レジの人も覚えているでしょう。そうでなくても防犯カメラにレジの様子は映っているんじゃないの?それを確かめようともせずこの子達を一方的に悪者にするとはどういうことなのか!」
と怒る。
すると泥オバが
「もういいわよ!そんなに欲しいんならあげるわよーーー!」
と叫び、スーパーの袋を離し、逃走。