「お前は何か行事やお祝い事をしてやるとその時は楽しそうなのに、いつも終わってから『今日は全然楽しくなかった』とケチをつけだすから、お母さんはいつも泣いてたんだぞ」
と言われて、そこで初めて
「母親がおかしいんじゃなくて俺がおかしいから母親がふぁびょったのか!」
と気付いた
恥を忍んで年子の妹にも俺の言動を確認してみたら
「自覚なかったの!?」
と本気で驚かれながら、妹が覚えてる限りの俺の言動のひどさを指摘された
食事時にテーブルに並んだご飯を見て文句つけるのや、出かけた帰り道に
「全然楽しくなかった」
とケチつけるのは当たり前
7歳の誕生日、俺の記憶では夜中にいきなり母親がふぁびょりだして
「お前にはもう二度と誕生祝なんてしてやらん!おもちゃも店に戻してくるから返せ!出て行け!」
と怒鳴られた記憶しかないけど、当時一緒に寝てた妹の記憶では、御馳走たくさん並んだ誕生祝いをしてもらって、布団に入ってから
「今日のご飯全然おいしくなかった。俺くんはチョコレートのケーキが食べたかったのになんで苺だったの?プレゼントはなんでポケモンなの?俺くんは別の漫画のがほしかった」
とネチネチ文句を垂れ流していたらしい。
最初は母親も受け流して
「もう寝るよ」
と部屋の電気を消したけど、暗くなった部屋で俺が溜息をついて
「俺くんポケモン嫌いなのに…(※実際は大好きだった)」
とつぶやいたから、そこでついに母親がキレて、俺の記憶にあるふぁびょりシーンに繋がっていった模様
自分の記憶がかなり都合よく改ざんされてたこともショックだけど、妹から続けて…
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