2024/06/08
会社の帰りにショートケーキを買ってきたんだ、4人分。
パートから帰っている嫁と子どもたち、夕食を食べて終えたぐらいに自分も帰った。
俺だけ食事、で嫁と子どもたちには別腹のケーキ
嫁 怪訝そうな顔。
子ども「おとうさん、なんでケーキを買ってきてくれたの?」
俺「うん△△は今度の月曜日が誕生日だろ?おとうさんは仕事で遅くなるかもしれないんだ、だから誕生日をちょっとだけ早くやって上げようと思ってさ。」
嫁は、はっとした表情をしていたな。自分の事と相手の男の事だけで俺や家族の事はどこかに行っていたんだろう。
ひょっとすると自分の中の何かに気がついたかもしれなかったのかな
俺、鈍感だったからわからないけど。
俺の食事が終わり みんなでケーキを食べる用意をしながら子どもに聞いた。
俺「おとうさんは△△の誕生日にプレゼントを渡せないかもしれないから、 おかあさんに頼もうと思う、△△はなにがほしいんだ?」
子どもは しばらく考えて「何でもいいの?」
どうせゲームか何かだと思ってた。
子ども「ゲームはほしいんだけど、それはクリスマスでもいいよ」
俺「じゃあなんだい」
子ども「おかあさんがほしい。」
俺 嫁 一瞬沈黙。
嫁「なに?おかあさんは いつもいるじゃない。」
子ども「前みたいにお話したり、一緒に遊んでくれるおかあさんがほしい。今のおかあさんは、おかあさんじゃないもの。」
俺「そうか、うん、なっ それはおとうさんが、おかあさんに話しておいてあげるから ケーキ食べよう なっ おとうさんもケーキ一緒に食べるから、おかあさん そうだろ?」
嫁の表情はこわばってしまった
嫁「ええ。」と言ってすばやくケーキと飲み物のを出してきた。
この時点でいい展開なのか、悪い展開なのか 俺にもわからなくなってしまった。