2024/06/08
運転席の長女は小さくため息をついて無言で家までUターン。
その間、車中の雰囲気は葬式のようだった。
家に着いて、スマホを取ってきた三女は小声で何度も「お姉ちゃんごめんなさい」と呟いていた。
再度駅に向かって出発してしばらくすると、ようやく長女が口を開いた。
反省したならもういい。
でも、時間を守ることができないと、そのうち痛い目を見るよ。
許されて三女は半分以上べそかいた感じになったし、私はほっとして思わず「痛い目ならもう見たよね」と軽口を叩いてしまった。
でも、速攻で長女から「痛い目というのは仕事で大失敗をするとか友人知人に見放されることを言うの」とピシャリとやられて反省した…。
歳をとって昔ほど叱れなくなったのがいけなかったのか、どうも三女には対応が甘くなってしまう。
尻拭いばかりするのが本人の為になるわけじゃないと考えさせられる出来事でした。